狂喜するレオ
地上界での用はすんだ!さぁ、さっさと魔界に戻ろう
強制転移してからは早かった、時間で金が減っていくこのシステムな事もあり、転移後すぐに魔道具にてチェックされ(持ち込み禁止なもののチェック)終わったら即座に魔界に転移することになった
・・・・・・・
光が収まった後、地上界とは違う(でも六階層故に幾分弱いが)瘴気がまず最初に俺達を包んだ
「んっ、さすがに瘴気がほとんどない地上界から戻った直後はちとキツいな」
「六階層だから幾分ましだけどねー」
魔界に戻りようやく肩の荷がおりたらしく、幾分表情が柔らかくなったカルサちゃんが屈伸しつつ俺の独り言を返してくれた
「七階層でこれをしなくてよかったよ」
そう言いつつ部屋を出ると
「お帰りなさい」
店員さんが迎えてくれた
「ご用はお済みになりましたか」
「ああ、なんとか調べれることはわかったよ」
「それは何より、では集計してからお釣りをお返し致しますので、待合室にてお待ちください」
「わかった」
案内された個人室じゃないかと思う待合室で俺とカルサちゃんのんびり待っていたら
「あっ、そうだ、最後に木の下にあったあの箱、中身はなんなの?」
「あ、ああ、そうだった、帰還に集中してて忘れてたよ」
懐に押し込んでいた箱を取り出した
「あの時は院長がいたから急いでたけど、なんだろう頑丈な箱っぽいけど、質素すぎる箱だな」
「だねー、軽いお菓子をいれるような箱だね」
疑問に思いつつ、俺は少し緊張しつつ、あのワンが俺に託した箱を開けた
「えっ、なにこれ?」
「‼️」
中身は小さなそして見た目安物のイヤリングだった
「レオ君、これわかる」
カルサちゃんは俺に振り返ると
「!」
なにかを察したらしく、言葉を積むんだ
「あ、あはは、ワンめ」
「レオ君」
「言いたい事はわかったよ、ワン、帰ってこいと言うことは、はは、ハハハハハハ」
「レ、レオ君?」
カルサちゃんが若干引くほど、狂ったように笑っていると
「お待た・・・、大丈夫ですか?」
俺の狂喜に、呼びにきた店員さんは心配そうに聞いてきたところでようやく正気に戻り
「あ、ああ、すいません、大丈夫ですよ、カルサちゃんもごめんね」
「・・・大丈夫?」
「ああ、とんだ置き土産もらってしまったよ」
掌にのせたイヤリングを大事に俺の懐にしまい
「後から教えるよ、俺が何かあった時に困ることになるからね」
「何かあった時に僕も五体満足とは思えないけどわかったよ」
とりあえず納得してくれた
疲れた、仕事が終わらない、あーー、何でこんなに仕事がたまっているんだーー!




