カルサちゃんの策略
下に降りたら、みんなが生暖かい目で迎えてくれた。
(さっきのやりとり、みんな聞こえていたな‼)
このままでは、ロリコンにされる‼
私はスタイルのいい女が好みなのに、あんな洗濯板は嫌だ‼
「おはようごさいます。ボリンカじいさん、朝ごはんお願いします。」
朝ごはんの金を出しながら、席に着いた。
何も言ってないのに、ピアがこちらに来て。
「ここは連れ込み宿じゃないよ。」
なーんて言ってソームさんの所へ戻って行った。
(はずい、はやく飯食べて逃げよう!)
味も分からぬままさっさとギルドに向かって逃げた!
「やり過ぎだ‼ピア」
後ろから、ソームさんの声が聞こえた。
ギルドに入り、昨日の顛末を聞こうと思い、クリーガさんの所へ向かった。(因みにカルサちゃんは今日も本を読んでいる)
「クリーガさん、ザキアさんはどうなりました?」
単刀直入に話すと
「カルサの治療がきいていて、今はゆっくり休んでいます。
レオ君にはこの件で頼みたいことができました。今の仕事が終わったらでいいので、時間をもらえませんか?」
難しい顔でお願いされた。
「わかりました。これからまた林に行って、仕事を終わらせてきます。昼過ぎから夜までには戻ってきますので、その時にお願いします。
それと私からも頼みがあります‼」
「なんですか?できる限り力を貸しますが?」
今さっきの宿の思いを思いだし心から頼んだ!
「カルサちゃんをなんとかしてください。このままでは、ロリコン扱いされます‼」
真剣に頼んだのだが、
「すいません、無理です。カルサはああ見えても、能力はピカ一で、少々の事は跳ね返しますし、親からもらったマジックアイテムのせいで、手出しも難しいのです!」
なんとも、気の毒そうな目でみられ
「野良犬にでも咬まれたと思って、諦めて下さい。」
最終宣告までされてしまった!
(本人に直接言うしかないのか!でも、口では勝てそうにない!どうすれば。)
絶望を滲ませながら、林に向かった!
昨日は2時間程で着いたのに、今日は心に余裕がないせいか、3時間かかってしまっていた。
(心を切り替えよう!今は索敵してさっさと、影オーク二匹仕留めてしまおう!)
林に潜るとすぐに影オーク二匹出てきた!
(なんじゃこりゃ、昨日の苦労が)
ライトを使い、確実に一匹づつ倒してしまった!
林に入って10分程で目的に達してしまい、なんかあっけなさも残してしまった。
影オークの遺留品を回収して(貨幣少々と本が一冊)、重い足取りで、村に戻った!
部屋を片付けていたら、昔買った小説発見!フォーチュンクエストの第1巻が見つかった!見てみたら初版本!まだ続いているフォーチュン、まだまだレベルも低いし、いつまでも続いてほしい今日この頃




