落ち着いた大将軍
とうとう親友ボルトワンと会うことに、どうなる?
親友とはいえ男に力一杯抱きつかれて、さすがに辟易し始めたところでようやく
「あなた!」
めったに喋らない奥方が一言注意を促した、すると本人もこのままではいけないと察し、すぐに離れ
「陛下申し訳ありません」
陛下呼びで俺に謝罪しつつなんとか落ち着こうとしていた、が
(ワンの俺に対しての陛下呼びは感情が高ぶった時の癖だ、こりゃおいそれと復帰するとは思えないな)
いつもは冷徹過ぎるほど冷徹に事を運ぶワンなのだが、人間的にこういう事は多々あり、そのお陰もあって俺とワンは親友兼最高の部下という間柄になっていた
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ワンが落ち着く間、奥方がせっせとお茶の準備とかここに誰も来ないように手配するとかしている最中に、ようやくある程度落ち着いたのか奥方のお茶を一口飲み
「申し訳ありません殿下、取り乱しました」
なんとか話すまでなったみたいなので
「迷惑をかけてすまない」
こちらが謝ると、ワンは首を横に振り
「いえいえ、私こそ貴方がおかしくなったときに手を差しのべる事ができず申し訳ありません、ところで戻ったのですね」
この戻ったがここに帰ってきたということではないのはわかったので
「ああ、何かされたみたいでね、まっ、その辺りの調べはついているのだろう?」
ワンのこういうときの動きは信頼おけるので聞くと、即座に頷き
「はい、あの一族罪のあるものはほぼほぼ死罪、罪のなかった者も平民に落とされました」
「ふむ、親父が動いたのか」
「はい、役に立たないお方ですが、自分でも思うところがあったらしく、徹底されておりました」
「なるほど」
しばし話が止まったが、ワンはカルサちゃんを一瞥して
「レオ様、まだ完全に帰られてないのですね」
「ああ」
無言で立っている少女を見て大体把握したらしく、頷きつつ
「にしても監視付きですか、それに」
ワンは奥方を見ると、奥方は即座に頷いたので
「見た目とは違いなかなかに強者ですね、このままレオ様を確保は難しいでしょう」
俺も頷き
「ああ、何かあった場合即座に魔界に戻るようになってる」
「・・・やはりそうですか」
ワンに嘘はすぐばれるので、とりあえず真実を湾曲して告げると納得してくれた
粘っていましたがら、マンネリ化もしており、この章が終わったら一旦見つめ直す為救助しようと思います。新たな小説も構想中ですので、お待ちください




