親友は心配
情報収集の一環として、親友に会うことにしたレオ、まずはアリーサラリ神殿にいる親友からだ!
「レオ、レオー、心配したんだぞ!」
そう言いながら俺に力いっぱい抱きつき、しばし号泣した
「大丈夫、大丈夫だから」
この親友が心熱い人物なのは子供の頃から知っているので、心配かけていたことはわかっていたのだが、ここまで取り乱すとは思っておらず、背中を撫でながらなんとか宥め続けた
・・・・・
しばし泣いていたが、なんとか落ち着き抱きついていた身体を解放して対面した。そこには俺より二つ年上で黒髪の苦労性の顔をした親友がたっていた、そして
「レオ、お前魔界に落とされたって聞いてきたが、なぜここにいるんだ?」
よほど感情が高ぶっているらしく、続けざまに聞き
「もしかして聖女様がもうお前を魔界から救いだしたのか?もしかしてまだ・・・・」
狂った時の俺のことを知っている親友だから、女にコロッと落ちて地上界に戻ってきたのではないかと思ったらしかったが
「いや、その聖女にはまだ魔界で一度もあっていない、いまここにいるのはその救出チームの事を聞こうと思って時間制限のあるなか地上界に戻ってきたんだよ、ここにいるこの娘が見張りね、ああ喧嘩は売らない方がいいよ、この娘俺よりも強いから」
親友は静かに俺の後ろで立っているカルサちゃんを睨み
「みたいだね、まっ、腕っぷしに関しては俺はそこらの子供にも負けるから、俺基準にしたら誰でも俺よりも強くなるが、にしてもレオ、その物言い、昔に戻ったのか!」
「ああ、あの時は申し訳なかった、ある人物にもられてたみたいでね、少し狂ってた」
「・・・狂うか、俺はもしかしたら遅めの反抗期もしくは色々あったからグレたかと思っていたよ」
「あの時は本気で叱ってくれてありがとう」
するとその時の事を思い出したのか、そっぽを向き
「ふん!ああいうのは年長者の役目だろうさ、あの軍技バカがすればよかったんだろうが、せんもんだから」
何やらブツブツそっぽを向きつつ言う親友をみつつ
(本気で直接怒ってくれたのは君だけだったな)
面と向かって言えない事を思いつつ
「で、頼みがあるんだが」
「なんだ?袖の下無しで話にのるぞ」
「・・・袖の下なんてとったことないくせに」
そう言いつつ
「四チームの救出チームの事、知ってる限りそして話せても大丈夫なところで教えて欲しい」
「四チーム?」
「ああ」
すると何やら思案した顔になり
「アリーサラリの聖女隊・あの戦技バカの部隊・王子へルマンの部隊だけ知ってるが」
「むっ、ということは四チーム目は知らないのか」
「ああ、どのようなチームなんだ?リーダーを知ってるなら教えてくれれば調べる事もできるが」
「・・・・・」
相手は暗黒神サラの教皇テトラが率いている隊、言って良いものかしばし悩んだが、ここまで話してしまっていたらもう同じ事なので
「驚かないでくれよ、教皇テトラの率いている隊なんだ」
「へっ?教皇テトラ?」
「ああ」
「あの、十傑の一人と数えられている」
「ああ」
初めて絶句した親友をここで見ることになった
このところ小説買いまくっている!今月もとうとう十三冊目!全部読んだが、当たりの多い月だったなー




