親友の黒歴史
アリーサラリ神殿の懺悔室、目当ての人はそこにいる!さぁ、どうわかってもらうのか?
中では落ち着かせるためなのだろう、優しい感じの香が焚かれており、椅子が一脚そして懺悔しやすいように相手が見えないようになっていた
(・・・変わらないな)
何やらわからないが安堵感がうまれ、安心しつつカルサちゃんを伴い、カルサちゃんに手で謝りつつ俺だけ椅子に座ると、待っていたかのように神官がいるであろう壁から
「神は全て御存知です、ここで後悔を流しまた新たな日を・・・」
少しアレンジしていたが、定型的な言葉を投げ掛けてきた
(・・・このまま話してもいいが・・・)
最初はそう思ったが、相手が俺のことを確実にわかった方が後々楽そうなので
「これは友人との話なのですが」
「ほう、ご友人とさぁ全てを・・・」
そう言うので、ニヤリとしつつ
「私と友人はそこそこ固い仕事をすることが決まっていたせいなのか、灰色の青春を謳歌することになってしまいました」
「ほう、お若いのにそれはつらいでしょう」
少し同情するような声がしてきたので、内心笑いながら
「私が病弱の親に代わりその固い仕事をほぼしないといけない事が確定したときに友人が「最初で最後にはっちゃけおう!」とのことで、花町に行くことにしたのです」
「は、はぁ」
なんか知っている話を聞かされている感があるらしく、困惑の声がしてきた、それを俺は顔は真面目、内心笑いながら
「その友人、少し年上なのですが、その友人も固い仕事をそこそこ任されている者でしたので、花町事態初めてだったらしいんです」
「?
あ、あの、その話・・・」
黒歴史を暴かれるような感じになったらしく、少し止めに入ってきたのだが、それを無視して
「そして当日、私は花町に行くということは聞いていたので、そこそこ花町の情報等を調べた上で付き合ったのですが、友人は行き当たりばったりだったらしく、そのまま花町に突撃してしまいまして」
「ちょ、ちょっと待って」
焦る声が再度無視して
「情報を調べたおかげだったらしく、私は花町初心者でもある程度対応できたのですが、俺と同様に灰色の青春を謳歌していた友人には花町の女性陣の様々な格好は刺激が強すぎたのでしょう、突撃し花町に入って間をあず、ドバッっと盛大に鼻血を出し、その場で倒れてしまいました」
「す、ストーープ!その話、どこで、というか友人の話?それを知ってる友人は二人だけ、一人はその当事者でもなかったしこのような場でも言うような奴じゃない事を考えて、そこにいるのはレオか?」
「あたーりー!さすがにあの事を話すと即座に反応してくれるねー」
軽い口調でそう言うと、隣からドダバタした音がしたと思ったら、すぐにこちらのドアが開き、最後に会った時よりも幾分疲れた感じの親友が義足を引き摺りながら俺に抱きついてきた
さすがは11月がもうすぐ、寒さが身にしみてきてなかなか布団から出づらくなってきた!きつい日がきたなー




