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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第38章 神徒としての
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魔界と地上界の時差

とうとうクラスメクル王都へ!さぁさっさと用を済ませよう!

見た目人族にしか見えなかったのだが


「うーん、悪魔族?」


カルサちゃんの問いに恰幅のいい男女はにこりとし


「当たりです、ここでは小物商をしておりますが、本質は悪魔族の諜報員です」

「本質って」

「正体は!とかよりかはいいと思いますけどね」


二人笑いあい


「とりあえず、もし宿が必要で他にないのならここで泊まってもよろしいですよ、まっ、帰るギリギリまで帰ってこられない方がよろしいですけどね」

「だね、まっレオ君の用を済ませるまで帰って来ないよ、ちなみに今何時?」

「?」


魔界ではまだ朝の時間帯に出たはずなんだがと思ったのだが


「ちょうど夜になったくらいですよ」

「うーむ、時差は六刻(約十二時間)くらいかー」

「はい、どうなさいます?朝まで待ったからうごきますか?」


カルサちゃんはこちらをチラリとみた


(夕方~夜っていうこところかー、ならば)


「んじゃカルサちゃんは建前は俺のパーティー仲間、そして本命は俺の護衛ってことでお願いできる?」

「ラジャー」

「ならば、まずはアリーサラリの本神殿に行こうと思う、彼処は治癒院もしている手前、深夜にならない限り出入り自由だから」

「ほうほう」


カルサちゃんがなっとくしているなか


「で、そこでどのくらい時間かかるかわかんないけど、終わり次第冒険者ギルド兼酒場へ、王都の冒険者ギルドは普段は普通の冒険者ギルドなんだけど、夜は荒っぽい人が多い手前なのか、酒場を兼務してる、だからお酒を奢るお金があれば情報収集もできる」

「へー、レオ君したことあるんだ」


昔を思い出し苦笑しつつ


「ああ、仲間兼側近のワンと一緒に行ったことある、ただあの時は俺は今のカルサちゃんぐらいの年だったから、情報収集はほぼワンとその部下がしてくれて、俺は冒険者のお姉さん方にもみくちゃにされてたけど」

「へーーー、モテてたんだねー」


少し険が混じった口調ではあったが、それ以上何も言うことはなかった


(昔のことって割りきっているのかな?)


その対応に疑問を持ちつつ


「で、ついでにギルド前にある宿屋に泊まる段取りつける、ワンの仕事場は明日訪問して、そしてすぐに魔界に帰るってところかな」

「ふむー、やっぱり今日中は無理みたいだね」


俺は肩をすかして


「ああ、本命のワンは夜、何かしら忙しく動いている奴でね、夜は大体いないんだ、奥方から働きすぎっていつも注意されてたなー」


ワンの最大の奇跡の、最高の奥方を思いだし少しほんわかしてしまった

このところアニメ悪役令嬢系が多くなってきたなー!うむ!よい!よいぞーーー!

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