また奇襲
ザキア参上!この狼男が後々、レオに関わりを持ってくる
話が巡って、今日あった狼男の話になった
「でもザキアがこの付近に居るなんて。私、ビックリだよ。」
ピアが、ザキアさんの話になった瞬間、回りの穏やかな空気が殺伐なものへと変わってしまった。
「あの【死にまくり】が、何の因果でここに来たのか?」
「こりゃ回りの影の分布も変わるかも知れん!」
「頼むから、五ヶ月前の話みたいな事にならんでほしい!」
「いやいや、それ以前にギルドからザキアに警告食らってなかったか?」
「ああ、そういや一月前にそんな 通知があったな!」
「今回、死んではいないが、レオ君の話からそれに準じる事になると思うぞ!」
「困った奴だよな。ギルドがどんな制裁を出すのか?」
「普段はいい奴なんだけとな?何で変身したらバトルジャンキーになるんだろう?」
俺の今日の冒険の話も変わり、ザキアさんの話で場が一色になった!
(さすが、【死にまくり】の二つ名持ち‼みんな知ってるなー。しかしここの噂を聞いた限りでも、凄まじい人だな。)
思いながら周りの話を聞いていたら、
「もうよせ!【死にまくり】が来たところで、俺達は何も変わらん!それに多分明日にはギルドから何か通知がくるだろう!」
ソームさんの一喝で場の殺伐とした雰囲気が収まり、また何時もの酒場のような雰囲気に戻った。
(この人も謎だよなー、二つ名持ちだから何かしたんだろうけど、【魔瘋】なんて二つ名だし)
「レオ君も明日を考えて、もう休みなさい。明日もう一回林に行くのだろう?」
(こんな人生先輩みたいなことも言われるしね。)
「そうですね。今日は疲れたので、休ましてもらいます。」
立ち上がった所でピアが
「明日の朝、友達価格で今日レオ君が見つけたアイテムを鑑定してあげるよ。いやー、私ってし・ん・せ・つ。」
有難い事を言ってくれた。
(朝の二日酔い状態見て、大丈夫かー、この妖精って思ったんだがな‼)
「よろしくお願いします。ではおやすみなさい。」
「「おやすみ」」
今日はここまで色々あって、体が疲れていたらしく、ベッドに入り込んだらすぐに寝てしまっていた。
朝起きるとカルサちゃんが何故か隣で寝ていた!
(へ?デジャブ?昨日は部屋の鍵かけて寝たよな?確かに一人で寝たよな?何でカルサちゃんが???)
こんこん
ノックされた!
(ヤバいこんな状態見られたら、あれと確定されてしまう!)
急いで起きて、ドアに近づいた!
「どなたさんですか?」
ドキドキしながら返答を待つと
「すいません、レオ君、ギルドのクリーガです!もしかしてそこにカルサ来てませんか?」
「どういう事ですか?」
「昨日、酒場に一緒に来て、それから『もう寝る』って言ってカルサが先に外に出たんですが、朝カルサの部屋に起こしに行くと、寮の部屋がもぬけの殻だったんですよ。もしかしたら、レオ君気に入ってたからこちらで寝ているのではないかと。」
(どうやって入ったかはもうどうでもいいや!)
「います‼引き取って下さい。」
急ぎドアを開けた!
外にはクリーガさんと、ソームさんピアのペアがいた!
「やはり此処でしたか、カルサ起きろ‼」
カルサちゃんに近づき体を揺らすと
「ふにゅー」
カルサちゃんねぼけながら起床
「レオ君おはよ~、みんなもおはよ~・・・
え!何?この状況!何で僕、レオ君の部屋で寝てるの?もしかして僕の初めて」
ゴツン
「あいたー」
ソームさんが間髪いれず、頭を叩いて
「昨日と同じボケをするな‼さっさと起きてギルドに行け!もう交代の時間過ぎてるぞ!」
ソームさんが昨日と同じように怒ってくれた
(神様や)
「むー、せっかくレオ君とラブラブだったのに、ソームのおっちゃんのいけずー」
ぶつくさ言いながら、起きて
「じゃまた明日もねー、レオ君」
すっ飛んで逃げていった!
何か異様な空気だけ残って、カルサは去った
(どうすりゃいいのよ?)
頭を抱えそうなタイミングでピアが
「よかったじゃない!幼女にモテモテ‼」
「違う‼」
もう、朝からドタバタしっぱなしで、また今日もこんな荒波状態なのかと、この時ばかりは地上界の悠々自適が生活を思い出してしまった
今日も書いてる日は、全国最高気温!何故にこんなに暑い




