新たな武器
信頼出来る人、ソームさんと仲良くなった!レオ君、友達100人出来るかな?
道具屋を出てからソームさんに話かけた。
「色々ありがとうございます。ソームさんのおかげで魔界でやっていけそうな気がしてきました。今から、情報収集して、仕事に向かいます‼」
「そうか!」
ソームさんは少し考えながら、
「ピアがこの状態だから、明後日まで宿屋でゴロゴロしてると思う。帰ってきたら初仕事の祝いでパーっとしようや。」
「私も飲むよーー!」
ピアが言うと。
「「いや、お前は飲むな!」」
と二人してつっこんでしまった。
肩を叩いきながら、
「では頑張って来い‼」
「無傷で戻ってきてねー。」
二人の祝福を聞いてから、二人と別れた。
冒険者ギルドホールにきた。
(情報収集しなきゃなー、たしかカルサちゃんが情報部門だったよな。)
ギルド内に入り。カルサちゃんを探した。
まだ午前中なので、ギルドホールには人は少なく、直ぐにカルサちゃんは見つかった。
(本を読んでるよ?仕事しないと、クリーガさんにどやされるぞ。)
思いつつカルサちゃんに近づき、
「カルサちゃん、用があるんだけど。」
と、話しかけると
「え?朝の続きがしたいの?もう、エッチね」
そんな事をのたまった‼
回りから
「え?できてるの?」
「このロリコンが!」
「ペドめ死ね」
なーんて言う声が聞こえてきた。
「違う!」
急いで振り返ると、皆がニヤニヤして私を見ている。
(これはからかわれてる。)
ヤバい感じがして直ぐに要件を済ます気になった。
「今日から仕事する場所と、その場所にどんな影が出るか教えて欲しい。」
依頼カードを出しながら伝えた。其の一言でカルサちゃんの顔が仕事モードに切り替わった。
(本当に仕事は真面目なんだな。)
「少し待って下さい。」
そう言って依頼カードを見て、後ろから何か紙の束を取り出した。
「場所の情報が銀貨五枚、その場の影分布情報は金貨五枚になります。そして申し訳ありませんがそこから10%の税金がかかります。どうされますか?」
(高い!場所だけだな!)
「場所を教えて下さい。」
金を出しながら伝えた。
「この村の南の街道づたいに歩いていき。三時間位行った所にある林がそうです。」
金を確認してから情報を教えてくれた。
「わかりました。今から行ってきます。」
ギルドホールから出ようとすると
「頑張ってねー」
後ろから応援が聞こえた。
村から一刻程で林にたどり着いた。多分、軽減の靴のおかげだろう。さっさと影オークを見つける為に林の中にもぐった。
ちょっと入ったら、奥の方から昆虫型の影がもぞもぞと近づいてきた。
(あれは違う!この装備では、勝てるかどうかわからない。本命以外は無視をしよう!)
息を殺して
虫型の影が立ち去るのを待って、また林を捜索した。
あれから10分程で人型の影が二匹「ブヒブヒ」言いながら、近づいてきた。
(多分あれだ‼二匹と多いいがあの手で仕留めよう!)
一匹に向かって『光よ』の魔法をぶつけた‼
この魔法ではダメージを与えられないが、ちょっとの間、行動不能になるためその瞬間を狙ってもう一匹にダガーを向けて突っ込んだ!
「おりゃー」
数分後影オークを二匹仕留めた!(退治カードに記録されてるから、正解だ‼)
なんとか無傷で二匹を仕留めると消滅した所に貨幣が少しと、ショートソードが遺留品として落ちていた。
(助かる!ダガーでは心もとかったんだ!)
右腕にショートソード、左腕にダガーを持ち、変則二刀流にした。
(盾がないからな、守りの為に、ダガーを受け専用にしよう!)
早めの昼飯をとりまた影オークを探すため、林の捜索を始めた。
今日、私の地元が全国最高気温を出した!暑いわ‼