貧乏は辛いよ
カルサと夜を共にする!レオ君、次第次第にロリコンに
ソームさんと道具屋に向かいつつ話をしてみた。因みに、ピアはソームさんの肩で死んだ状態になっている。
(ピア、無理について来なくてもいいのに。うーむ、うんこの人なら、もし裏切らても悔いはないわ)
「色々ありがとうございます。自己紹介まだでした、こんなにしてもらったのにすいません。私はレオ・デイ・クラスメクルと言います。昨日、龍神竜子なる人物にここ魔界に連れてこまれました。」
正直に話した。この後何が起きても良い感じで、ソームさんを見つめた。だが、
「そうか、わしは皆かソームと呼ばれている。五年前に二階層の村で行き倒れてたらしい。その前の記憶がなくてな、名前も思い出せないから、便宜上の名前でソームと言う名前をもらって体を鍛えてるわけだ、このピアもその五年前からの付き合いでな、何かと助けてもらっている。今はこんな状態だがな。」
苦笑いしながら話してくれた。何か自分の身の上が、すごく軽く感じた。
「お!着いたぞ、ここだここだ、コイトいるか?」
そのまま中に入って行ってしまい、急いで後を追った。
中では、凄く若い青年が店番していた。
「『魔瘋』のおっちゃん。何か入り用?」
(また『魔瘋』か!ソームさんの二つ名らしいけど、何でこんなヤバそうな二つ名何だろう?)
「いやわしじゃない!後ろの青年の話を聞いてやってくれ。」
私を前に出しながら、
「そうだ、ピクシー用の、二日酔い薬があればもらえないか?」
自分の用も話始めた。
ソームさんの話が切れた時に、店番の青年が私に顔を向けた。
「で、何が入り用ですか?」
「とりあえず、荷物を入れるリュックと、2日分の保存食もらえませんか?」
「予算はどのくらいでしょうか?最高級のマジックバッグもありますが」
ソームさんが口を出した。
「レオ君、金はほとんどないだろう?金を貯めるまで、エンチャント関係は買わないほうがいいぞ!それに魔法符付きを買うなら、武器防具みたいな、自分を守るものを先に買った方がいい。」
確かにそのとうりだ!
「普通のリュックとただの保存食でいいです。予算も、大銀貨七枚位しかありませんから。」
店番の定員さんは直ぐに対応してくれた。
「では、丈夫なリュック(中)とマイナー保存食六食分ですね。」
(おっと大事な物を忘れていた。)
「あと、水筒をお願いします。」
「はい水筒ですね。一リットル位入る水筒でいいですか?」
「はい、大丈夫です。」
「全部足した金額は大銀貨七枚越えてしまいますけど、他ならぬ『魔瘋』さんの紹介ですからね。大銀貨七枚で抑えます。
買われますか?」
(またソームさんに借りを作ってしまった!しかし、ありがたいな)
「はい、お願いします。」
五分ほどまったら準備は定員さんが全部の準備をしてくれた。
「ではこれです。リュックに全部入ってますので、水筒の中に水も入れときました。」
何から何までしてくれた定員さんに大銀貨七枚払って、道具屋を出た。
つぎの話で仕事開始です。さーあレオ君、上手い具合にいけるか!