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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第4章  目覚めの時!
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蟲の神の名前の理由

蟲の神襲来後の皇座の間、皆、何故かくたくた、竜子原因分からず!

皇座の間には何故か疲れた感じの太郎様、ザンデそして何時もと変わらないベイと、出不精の美女サティナがいた。

それ以外の観客はおらず、広い皇座の間にたった9人という寂しげな状況になっていた。

私はそれよりも、疲れはてている二人に疑問をもち


「太郎様、それとザンデどうしたの?」


皇座の間にも関わらず、何時もの臣下の礼もせずに疑問を口にした、すると太郎様が


「魔界一番の問題児がきた。」


そんな一言を口にした


(魔界一番の問題児?)


ちょっと考えてみただけで、すぐに答えは出た


「リカが来たのですか!」


私はその事実に大きな声をあげてしまった。すると隣の白黒男が


「ああ、蟲の神がきた」


ベイは普通に対応した、そしたら後ろの二人の内、一人ゴッザが


「蟲の神?あの方に名前があったのですか?り・・・」

「「「しゃべるな‼」」」


私、ザンデ、ナーサの三人が凄い勢いで、ゴッザのその後の言葉を止めた


「な、何ですか?」


ゴッザは疑問に思ったらしいので、私が説明しようとしたら、ナーサが


「竜子様、私が説明いたします。

ゴッザ、ついでにギルサ、死にたくないのなら蟲の神の名前を言ってはいけません!あの方の名前を言えるのは太郎様、竜子様、ザンデ様、後は『人の神』スール殿だけです。理由は色々あるのですが、例え蟲の神がこの場にいなくても、蟲の神の名前だけはどんなときでも、言ってはなりません!」


ナーサはギルサとゴッザを真正面に見て、そう告げた。ギルサとゴッザはナーサの鬼気迫る説明に納得したらしく、凄い勢いで首を縦にふった。

それを見て私は


「ギルサとゴッザ、蟲の神の名前は聖なる名、真名なの!故に本人の許可をとらないとその名を言うことは絶対にしてはいけない。今まで蟲の神が許可したのは、太郎様とすみれだけ、私とザンデは蟲の神の上級神だから名前で呼べるけど、上級神でも、『海の神』蒼太は名前で呼ぶことは出来ないの(名前で呼べるのだろうけど、本人がそれを嫌がっている)。それほどの名前なの、だから、他の人物がその名を言うと、蟲の神のから躊躇のない攻撃が来る!そして蟲の神は全ての蟲の目と耳を掌握している。簡単に言えば、蟲の神が魔界で知らないことはまずないの、どんなところにも蟲はいるからね。体の中にも微生物がいるでしょう。それも蟲の神の部下みたいなものなの、だから、蟲の神を怒らせてはいけない!」


私の警告と、その事を言っている私の真剣な顔に真実味がわかったのか、回りを見て怯えたように首を縦にふった。

私はその行動に満足して、太郎様達に


「それで太郎様、リカは何の用でここに?」


聞いてみると、ザンデが


「竜子!」

「んっ?」

「お前に関係あるから、後から俺が教える。今はそちらの二人の話を済ませよう」


ザンデが最もな事を言って、話を主筋に戻した

お国に帰ってごろごろするぞー!しかし10日になったら仕事、忙しいよー!

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