表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第1章  魔界で生きる
20/2707

ボブゴブ兄ちゃん最高

皆いい人!屑王子、思わず涙

ソームさんが白いタオルを私の顔に押し付けた。


「そんなに頭を下げるな。お前の感謝の気持ちはよくわかった。」


ボリンカじいさんを見て。


「じいさん風呂沸いてるか!こいつをまず風呂に入れてやってくれ。」

「ああ沸いてるぜ!宿の一番風呂は今日一番宿に金を落とした奴にやるんだが、サービスだ!おい坊主入って来い‼」

「そうだ、気持ちはわかった‼すぐ出てきて、酒盛りしようぜ!」


ボブゴブリンの兄ちゃんが酒を片手にガハガハ言っていた。




そのまま風呂に案内されて一人で風呂に入った。風呂に浸かり初めて私が泣いているのがわかった‼何か分からないけど、今まで私は何に何のために権力に執着していたんだろうと、今までの人生を風呂に浸かりながら振り返った。




風呂から出て酒場にいくと、酒盛り最高潮状態になっていて、ピアが真っ赤な顔でクルクル回っていたり、ギルドのクリーガさんが隅で吐いていたり、酒場は阿鼻叫喚な図になっていた。


「おう、来たなー、座れ座れ!

そして呑め!」


ボブゴブリンの兄ちゃんに捕まり早速絡まれた‼


「いやお金もありませ・・・」

「奢りだ呑め呑め!で、今日のやなこと忘れて、明日を頑張れ!」


はっとして見たら、酒に酔ってるとは思えない真面目な顔で、酒ビンを私につき出していた。


「何があったかは聞かんし聞こうとも思わん!しかし、今、この時を生きるために前を見ろ‼」


いつの間にか、ソームさんが隣にいて、酒を飲んでいた。


「そうだぞ!酒でやなこと忘れてパーといこうや!」


ボブゴブリンの兄ちゃんの手から、酒ビンを受け取り、ラッパ飲みした。


(今まで、いろんな銘酒とか飲んだが、今までで一番上手い酒だ!)


「ありがとうございます。私レオと言います。飲まさしてもらいます。」

「いい飲みっぷりだ!呑め呑め!で騒ごうぜ!」




このあと何があったかは覚えていない。ただ、今までの人生の中で心の底から楽しい時間だったという思いだけが強く強く心に残った。

酒は飲まれたらダメですよねー

私飲んで電車に乗って、みたこともない場所まで行った事があります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ