ようやく、廃墟戦の依頼完遂
前回、レオ君、契約への道を書いた!しかし、一階層までにしないとヤバイことになる!カルサそれに気づくか!
道具屋の裏手を後にしてから直ぐに俺達は、ギルドで依頼完了の報告をすることにした!
「マスター、色々接戦が多かったので、皆レベルが上がってそうですね」
「そうだね、下の階層にいかなくてはならないから、レベルが上がることは良いことだよ!
あ、そうだカルサちゃん、二階層に行くには、どのくらいレベルを上げれば行けるの?」
このような事情に一番詳しいカルサちゃんに聞いてみると
「えーと、確か総合レベルで5以上だったと思うよ!」
そう言ったので、俺は
「じゃあ、一番ヤバイのは俺か!」
そう言ったのだが、その台詞に二人は
「マスター、大丈夫ですよ、あれほどの事をしたのです!必ずレベルが上がりますよ」
「そうだよ、レオ君、それにレベルが足らないようなら、短期の退治の仕事をして、さっさと上げればいいんだよ」
そう言って二人は慰めてくれた
そんなこんな話しながら歩いていたら、いつの間にかギルド前に着いていた、しかしギルド前に着いてから非常に重要な事を、俺は思い出した
「ザキア!」
「はい、マスター何ですか?」
「服従の首輪外してしまったけど大丈夫かな?」
俺は一番の心配事を聞いてみた、すると
「マスター、今さらですか」
そう言って、ザキアは少し笑ってから
「とりあえず、首元は服で隠していますし、外れた首輪をダミーとして、自分で着けてるようにしました!しかし自分で着けたので、誰でも簡単に外れますが、多分そこまで調べませんので、多分わからないと思いますよ」
ザキアの方が、その対応をしてると聞き
「すまん、ザキア」
頭を下げて謝った
「良いですよ、では行きましょうか」
そう言って、ザキアが先頭になってギルド内に入っていった!
ギルド内はいつもどうり賑わっていたが、俺達が入ると、騒がしさが収まり、一斉に此方に視線が向いた!
(なんだ?もしかして俺のロリコン疑惑?)
朝の事を思いだし、急に俺は情緒不安定になったが、次の一声で落ち着くことができた
「おーー!『一階層の英雄』の、ご帰還だ!」
その一声で、回りから拍手と盛大な口笛等の音が鳴った!
俺は「どもども」と恐縮しながら受付にいるクリーガさんのところまで向かうと、受付のクリーガさんも凄い笑顔で
「レオ君、よかった!本当は昨日感謝しようと思っていたのですが、部屋に行ったらあんな状況でしてので」
その事を聞き、昨日裸でカルサちゃんと抱きついていた所を、クリーガさんも見ていたことを思い出し
「あれは違いますから」
と、何とか訂正をしたら、クリーガさんは笑って
「大丈夫ですよ、私はカルサの事をよく知っていますから」
そう言ってから、俺の耳元に顔を寄せ、小さな声で
「カルサに嵌められたのでしょう!レオ君も大変ですね」
そう言ってきた。
俺としても、その勘違いでいってくれた方がよかったので
「そうなんですよ」
と、肯定しといた。
そしたらクリーガさんは
「ま、頑張って下さい!時に、君達に話がありますが、最初にレオ君達の用を聞きます。何のご用でしょうか?」
そうクリーガさんが言ったので、用件を直ぐに伝えた
「廃墟探索の成功報告です!」
そう言って、依頼書を渡した!
依頼書には完のマークがついてあり、依頼達成がわかるようになっていた
クリーガさんはそれを確認し
「Cランク依頼達成、確認しました!成功報酬の白金貨一枚です!どうぞ」
そう言って金貨を出してきて
「それともうひとつ、ステータス確認をお願いします」
続けて用紙を三枚出してきてた
男だらけの忘年会、終了!暑苦しかった!なにしろ筋肉ムキムキが多いい、襲われるんじゃなかろうかと思ってしまった