一階層の目的終了
影の軍団戦で得たものは金とアイテム3つ、良かったのか、悪かったのか
俺は、レア箱が入っているであろう、緑色の収集バックの中身をゴソゴソしたら、レア箱以外に変なものが入っているのに気づいた
「あれ?さっきいった宝箱以外にも、何か入ってるな?カルサちゃん達、このバックに何かいれた?」
俺のバックを見ることが出来る二人に確認するため、驚いている二人に聞いてみたが、二人は首を横にふって、否定した
(二人じゃないのか!ならあの神の使徒さんが戦利品回収で間違えたのかな?)
「じゃあ箱以外の分からないもの出してみるよ。」
そう二人に言いながら、それを掴もうとすると、
バチっ!
その分からないものを持った瞬間、電力が走った!
「イタっ、なんだ!」
俺がいたがったのをみて、ザキアが
「どうしました?」
心配して此方に近づいてきた
「何かビリってきた!なんだろこれ?」
そう言いながらもう一度、中身を確認しようと収集バックに手を突っ込もうとしたところで、カルサちゃんが俺を止めに入った
「レオ君、待って、もしかしたら」
そして急にカルサちゃんが此方に近寄ってきた
「レオ君、僕にそのアイテムを出ささして!」
カルサちゃんが俺に向かってそう言ってきた、俺自身拒否する理由もないので
「いいよ、ついでに宝箱も出してしまってもいいよ」
そう言って、カルサちゃんに収集バックを渡した
カルサちゃんはバックを受け取って
「りょーかい!」
と言ってバックの中に手を突っ込み、ゴソゴソし始めた
「んっ?」
そうしたらカルサちゃんが急に変な声をあげたので
「カルサちゃん、大丈夫?」
カルサちゃんにもビリっときたのかと思い、心配したのだが
「大丈夫、大丈夫!
そして、レオ君ありがとう!探していた物、見つかったよー」
カルサちゃんがバックから、小さめなランスを取り出した。
それに見覚えがあったので
「それは、カルサちゃんの探していた」
「そだよー」
カルサちゃんはランスを大事に抱き込み
「僕の試練の証!これで一階層は二つとも揃ったよー!レオ君のお陰だよ、ありがとう。」
カルサちゃんは俺に頭を下げて礼を言った!するとザキアが
「じゃあカルサ、一階層にはもう用はなしか」
カルサちゃんはザキアの方を嬉しそうに向き
「そだよー、レベルが高くって一階層から色々注意があって辛かったけど、ようやく一階層に行けるよ!」
カルサちゃんはぴょんぴょん飛び上がりながら喜んだ、そこにザキアが
「ならカルサは二階層に行きたいのか、マスターはどうしますか?」
そのザキアの言葉を聞いて、カルサちゃんは急に喜ぶのを止め、不安そうに俺を見てから
「レオ君も一緒に来てくれるよね」
すがるような顔で、俺に言ってきた
俺は少し考えて二人に
「二階層に行くのはいいけど、一階層で後一ヶ所だけ行ってみたい所がある!」
「それは?」
ザキアがそう言ってきたので、素直にその行きたい所を言うことにした
「一階層の層都に行ってみたい!超レア箱から出たアイテムも鑑定してみたいし、輸送屋にも頼みがある、そして一回どうしても、ソームさんの仲間のジークさんも見てみたい」
俺がそう言ったら
「僕はいいよー!ジークを最低一発は殴らないと行けないし、それにレオ君が二階層について来てくれるんなら、何処までも、くっついて行くよ」
「私も別に一階層に縛りがあるわけでもありませんので、二階層に行くのはいいです!しかしマスター、マスターは二つ名を貰う可能性があります!ここで少し待っていても、ジークさんには会えると思いますよ」
二人の賛成を聞いてみて
「ザキア、どうせ鑑定に行くんだから、俺の方から行こう!金も出来たし、層都迄の転移代は貯まっていると思うしね」
「そうですか」
「因みにザキアは、縛りがないって言っていたけど、二階層行く事自体は大丈夫なの?」
俺はザキアに聞いてみてら
「はい、私もマスターにずっとついていきます!」
ザキアはそう言って俺に深く頭を下げた
俺はその行動にあたふたしながらも
「ザキアありがとう、でも俺の最終目的は魔界のお偉方である竜子だけど、それでもついてきてくれるのか?」
二人は顔を合わしてから
「もちろんだよ!竜子様をびっくりさせよう!」
「私も楽しみです!一度神とやらを間近でみたいと思っていましたし」
俺は二人の賛成を聞き、嬉し涙を流しそうになりながら
「これからもよろしく」
そう言って頭を下げた
今日、確認してみたら、ブクマ二人も増えていた!ありがとうございます。何故かポイントも増えてた!こんな拙い私の小説に感謝感激でございます。これからも頑張りますので。よろしくお願いします_(._.)_