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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第1章  魔界で生きる
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初仕事確定

屑王子、カルマが低く、護衛の仕事はできない!さあ、生きていけるか!

クリーガさんは、依頼書と書かれた三枚の紙を俺の前に出して、その依頼書一つ一つに指を指して説明しはじめた。


「今はもう夕方ですので、今からすぐの仕事は流石に、最低ランクの貴方にはありません。ですので、前払いのある仕事を見繕いました。

まず一つ目はEランクの仕事で農作業の荷物運びです。大体6日間位の仕事です。明日の朝から6日間ですので、やられるなら、前払い金で、汚れてもいい服等を買うことを薦めます。

二つ目はDランクの仕事で街道整備です。南の町に行く途中にある林にオークの影が複数確認されています。それを10体倒す事が条件です。この仕事をするのでしたら、このカードを持って行って下さい。このカードは倒した影を記録出来ます。オークの影10体倒したら、依頼達成です。

最後はEランクの仕事でアイテム探しです。ゴブリンの影がたまに出すゴブリンの薬草を持って来て下さい。運が良ければ、一発で出ますが、最悪、延々と影ゴブリンを退治し続けなければなりません。運の要素が高い仕事です。

前払いがあって貴方のランクで出来る仕事はこのくらいですが、何をされますか?もしくは、影オーク退治と、アイテム探しをまとめてされますか?」


この3つを薦めてきた。


(私としては、農作業はしたくない!魔界に堕ちたとしても、クラスメクルの王子だ!その教示は捨てられん!ならばアイテム探しか影オークの退治か、しかし今持っている武器はダガー1本だ!アイテム探しは最悪、延々と探し続けて準備金がなくなる可能性がある。ならば!)


「街道整備の仕事をします。よろしくお願いいたします。」


頭を下げた。


「はい、わかりました。このカードを持っていって下さい。影オークを退治する以外、条件はありませんので、影オークの落とすものに関しては、全て貴方のものです、ちゃんと回収したほうがいいですよ。」


そのカードが、なんの素材で出来ているかはわからないが、その薄い白い板のカードを出して、それから金貨一枚を出してきた。


「退治カードと、依頼書と前払金の金貨一枚です。後払い金は金貨二枚となってますので、退治したら、ここに来て下さい。それと明日から3日以内に仕事を達成しなければ、依頼失敗となります。失敗された場合は違約金と前払金も回収いたしますので、ご了解下さい。それとあり得ないと思いますが、前払金を持って、何処かに逃げる等の事が判明した場合、冒険者ギルドから犯罪者として指名手配されます。

最後に、今回は最初ですので、仕事を私が選びましたが、次からは、自分自身で看板から選んで持って来て下さい。その仕事の助言はいたします。

ではよろしくお願いいたします。」


白いカードと金貨を大事に受け取り冒険者ギルドを出ようとした所で、後ろから声をかけられた。

まだ王子の教示がじゃまだなー

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直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
[気になる点] その教示は捨てられん まだ王子の教示がじゃまだなー 矜持の間違いですね
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