カルサ、告る
レオ、とうとうロリコンの首つきになってしまった!どうなる?
俺は急いで、その辺に置いてあった服を着た、そして
「カルサちゃん、いいよ」
カルサちゃんに呼び掛けたのだが
「本当?下半身だけ裸とかじゃないの?」
後ろを向かれながら、そんなことを言われた
俺はまだこの幼女に、そっちのけがあると思われているようだ!
「ちゃんと全部着てるから!」
そう言って、無理矢理カルサちゃんの両肩を持ち此方に向かせた
「キャーー(>_<)」
カルサちゃんは、何か変な叫びをあげながら、こちらを見て
「あ、ほんとだ着てる!」
酷いことを言われた気がした
(何か、俺の信頼が暴落している感じがするなー)
しかし、こんなことじゃいけないと思い
「ねっ、着てるでしょう!で、何を聞きたいの?」
普通にカルサちゃんに対応した、そしたら、カルサちゃんは急に真面目な顔になって
「嘘はつかず本当な事を話してね、一人で突っ込んだ事に関しては、契約を結ぶことで許してあげるけど、それ以外の事で、きっきんに唯一つだけ聞きたいことがあるの」
(契約は確定なのか)
なんか、がくっときたが
「何を聞きたいの?」
とりあえず、促してみた
「どうやって、普通に復活できたの?魔界のルールを考えると、レオ君がまともに復活できるとは到底思えない!」
カルサちゃんはそんなことを言うから、嘘をつかず、あったことをそのまま話すことにした
「俺が多分腕輪の連続発動で死んだと思うんだ!そのときの記憶はないけど、いつの間にか、何か真っ白な世界に飛ばされていたんだ」
カルサちゃんはその世界に心当たりがあるのか、素直にうなずいてから
「魂の世界だね、その世界に行ったら、後は何処かに魂を運ばれて、違う存在として生まれ変わるしかないんだけど、何故復活出来たの?」
俺はカルサちゃんの話を聞いてから、その後の事を話した
「その魂の世界を漂っていたら、神の使徒なる人物が現れて、魔界のために復活なさいって言われて、無理矢理復活させられた」
カルサちゃんは唖然とした顔をしながら
「神の使徒ーー」
「うん、何か魔界の上部を調べれば、我が主が動いた理由がわかるとか言っていたなー」
その事を言ったら、急に、カルサちゃんが無言になった!
「カルサちゃんどうしたの?」
カルサちゃんは真剣な顔で此方を見て
「レオ君、真面目に聞いてね、もしこの事を聞いて、僕を仲間から外しても、恨まないから」
何故か、物騒な事を言われた、しかし、今までのカルサちゃんの信頼があるため
「うん?そんなことにはならないと思うけど、言ってみて」
そう言ってカルサちゃんを見た!
そうしたらカルサちゃんは息を大きく吐き
「僕は、竜神竜子様の信者なの、この階層にいたのは、試練の為だけど、レオ君に近づいたのは、竜子様の命令によるものなんだよ」
驚くべき事だったけど、何故か冷静に受け止められた
「それで、カルサちゃんとしてはどうしたいの」
カルサちゃんは此方をじっと見て
「今は命令無しでも、レオ君と一緒にいたい!お願い連れてって」
そう言って懇願してきた、でも俺は今までのカルサちゃんをよく知ってるから
「地上界でバカばかりしていた人物を見張るのは当たり前だよ。そんなことで、カルサちゃんを嫌ったりしない!
それなら俺からも一つ質問」
カルサちゃんは挙動不審になりながら
「な、何?」
俺はそのカルサちゃんの態度で、この子をを信じる事にした、そして
「俺はこんな人物だけど、まだ仲間でいてくれる?」
そうカルサちゃんに言ってみた、カルサちゃんはその言葉を聞き、目から涙が溢れだし
「レオ君、大好き!ずっと付いていくね!」
そして俺にまた強く抱きついてきた、そこにまた
「マスター、カルサ泣き止みましたか?」
そう言いながら、すごいタイミングで、ザキアがこの部屋の扉を開けた
毎日寒い!明日の朝はとうとう雪になるらしい!積もらないことを祈る!