暗闇の中の神!
次は謎の人物のサイドです!この方、とても癖がつよーい人っす
?
暗闇の中から、余は見ていた
「ふふふ、これはなかなか、竜子様が贔屓するのも分かるわ」
余はのんびりと、ゴドブの村を中心に降り注ぐ光の奔流を、直に見ていた、そこに
「我が神よ、どうされますか?」
我が信徒が何もいないように見える暗闇から、余に話しかけてきた
「そうだなー」
余は少し考えて
「余の使徒で、2階層を見ている者は誰だ?」
その言葉で、この階層の情報を一手に納めている、我が使徒にはわかったらしく
「2階層を管轄しているのは、グです」
すぐに余が知りたい事を進言してきた。
「グか!」
余は、グへ後から連絡を取るとこにした。そしてまずは、すぐそばにいる使徒に、話してみることにした
「ガラバラよ、2階層でこの王子を歓迎することにしよう!その手土産に、この龍神の信徒が探している」
そう言いながら、カルサの映像をだし
「物を余が場所を把握しといてやろう!」
影にいる我が信徒ガラバラは
「分かりました!手筈は私の方でしときましょうか?」
(成る程、それも手だな)
「そうだな、任せる!余が普通にあの王子の、側に行けるようにグと一緒に画策せよ!」
ガラバラは暗闇の中でひざまづいたようで
「私に大役を任せて頂き、ありがとうございます。我が神が喜ばれるよう、頑張らさせて頂きます。」
余は苦笑しながら
「そこまで固くならなくとも良い!失敗しても怒りはせぬ、この出来事も我が戯れよ!」
なんかその言葉で、ガラバラは感動したらしく
「おお!我が神の御自愛!私、嬉しゅうございます。」
「ふふふふ」
余はそんな信徒を笑いながら
「では、お主の企画楽しみにしているぞ!」
「は!最後に質問が」
(珍しいな、ガラバラから質問とは)
「なんじゃ?」
「このカルサなるものはどうしましょうか?後々、遺恨を残す結果になるかも知れませんが」
ちょっとムカッっときた
「余がこんな小娘に遅れを取ると思っているのか?ガラバラ」
ガラバラは暗闇の中で、這いつくばったようで
「申し訳ありません!そんなことはこれっぽっちも思っておりません!」
「ならよい!」
「ははー」
暗闇の中で土下座している、ガラバラを見て
「なら余は、太郎殿の所に行って来る!」
ガラバラは以外そうに
「何故でございましょう」
余はまたもや苦笑して
「このレオなる青年は、竜子様が連れてきた人物だ!何も言わずに、レオに接触を図ると、創造神の怒りを買うかも知れぬ!そんな馬鹿げた事は嫌なのでな」
ガラバラは納得したようで
「流石は我が神!」
「ふっ、ではガラバラ、2階層の準備よろしく頼むぞ!もし、2階層長が何か言ってきたら余が対応してやる」
冷酷な笑みを浮かべてそう言った
「分かりました!我が神よ」
「それと、レオが2階層に降りそうになったら、教えてくれ!」
「ははー」
「では、一階層の事は、これまでどうりで、頼むぞ!」
「はっ!」
ガラバラに背を向け、太郎殿に会うため最下層に転移した!
鼻水ぐちゅぐちゅ!咳コンコン!熱39℃オーバー!辛い!インフルエンザはたまらない!