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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第1章  魔界で生きる
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冒険者ギルドのルール

本編に戻ります。

俺はギルドホールに戻らされ、そのギルドの受付前で待たされた。そしたら、さっきのクリーガさんが受付に現れ俺に


「すいません。遅れました。これをどうぞ。」


そして変なカードを一枚、俺の目の前に出してきた。


「これは冒険者ギルドのギルドカードです。このギルドカードは魔界での身分証明書にもなっています。個人的な力を見せたくないときは、このギルドカードを村などの役所に持っていき。名前のみの簡易カードを作って下さい。ただ簡易カードを作るには、手数料がかかりますが。」


ギルドカードを見てみたら、装備と所持金以外すべてのステータス等が全部記載されていた。


(こりゃちょっと不味いな!早めに金を貯めて、簡易カードを作ったほうがいいな。)


そんなことを考えていたら、クリーガさんは三角形の魔石みたいなものを此方に出してきて、俺に言ってきた


「紹介状の封筒の中にこれも入ってました。竜子様の紋章が入ってますので、何かに使うものと思われますが、どうしますか?

一緒に持って行かれますか?」

「ええと、ちょっと待って下さい。」


俺はちょっと頭を捻りながら


(あの悪がき幼女の紋章入り物品だ!何か変なものではないだろうか?しかし、この魔界では、かなり権力を持っている人物である事も事実だ、この物品が何かは分からないが、何かの役にたつかも知れない!どうせこんな小さな物だ、捨てるならすぐにできる!)


俺は直ぐに考えをまとめて。


「わかりました。持って行く事にします。」


そう言って、その魔石をクリーガさんから受け取った。

クリーガさんは魔石を俺に渡してから俺に向かって


「では冒険者ギルドの説明をします。

冒険者ギルドには、仕事を受ける為のランクがあります。一番下がEでそこから、D・C・B・A・S・SS・SSSと続きます。最後にMランクがありますが、魔界でもまだ一人しか到着者はなく、一種の名誉ランクになっています。初めての方は、例え実力があったとしても、Eランクから初めてもらう規則となっています。

この1階層でAランクまでいったとしても、2階層に行けば、2ランクダウンが決まりになっています。ので、1階層でAランクの状態で2階層に降りられても、2階層ではCランクスタートとなります。

ではランクの昇格方法を教えます。まず同ランクの仕事を失敗なしに、10連続成功もしくわ、1ランク上の仕事を失敗なしに3連続成功で1ランク上がります。それとは例外にこの階層で名誉ある事をしても、ランクが上がる事もあります。

次に仕事について説明します。受付の横に置いてある看板にギルドとしての仕事の依頼が貼ってあります。しかし、自分のランクより一つ上のランク仕事しか、仕事を受ける事は出来ません。

仕事には大体6つのジャンルがあります。まず、指名手配の捕縛、これは魔界での犯罪者を生死問わず、連れてくる事を指しています。二つ目は影の消去、通行の邪魔等、色々邪魔になっている影を倒す事が目的です。3つ目は護衛仕事、商人などを依頼されている場所まで、依頼者等を護衛する仕事です。4つ目は雑仕事、村などで人手が必要となり、そのお手伝いをするのが仕事です。五つ目はアイテムの捜索、薬の材料を探したり、影が時々落とすアイテムを探す仕事です。そして最後はダンジョン捜索、魔界にあるダンジョンを捜索してダンジョンの奥にあるダンジョンコアもしくわ、シャドウボックス等を回収もしくは破壊する仕事です。他にもこの五つに分類しない仕事も時にはあります。

仕事の給金は貼り出された紙に書いてあります。成功報酬、前払い等色々支払い方法はありますので、分からなければ、その時におっしゃって下されば、お答えします。

どうです、わかりましたか?」


クリーガさんが要点を教えてくれた


(大体わかった‼だがダンジョンコアはわかるが、シャドウボックスとはなんだ?)


わからないことは聞こうと思い、クリーガさんに聞いてみることにした


「シャドウボックスとは何ですか?」


それを聞いたクリーガさんは、難しい顔してから


「うーん、ま、いいでしょう。シャドウボックスとは、影を定期的に召還する箱です。大きなシャドウボックスほど協力な影、もしくわ、ハイペースに影を産み出していきます。」


クリーガさんは親切に教えてくれたので、俺は頭を下げながら


「わかりました。ありがとうございます。今、私ほぼ金がない、

一文なしも同じ状況ですので、今日の所どんな仕事でもいいですので、一晩、宿屋に泊まる位の稼ぎがある仕事はありませんか?」


今は、この魔界を生き抜く事を第一の目標として考え、生きるために質問することにした、するとクリーガさんは


「わかりました、少し待って下さい。」


そう言って、仕事が貼ってある看板の方へ行き、看板にある依頼書をじっくりと見て、そこから三枚此方に持ってきた。

屑王子働く?働けるのか?

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直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
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