表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第4章  目覚めの時!
162/2707

本当の考えとは違う行動

レオ!何としてでも、賛成を、得るために画策する!後二人が納得すれば行動だ!

何とかして、大切な仲間を助けるため、泣く泣く俺は二人に嘘をつくことにした


(ごめん、ザキア、カルサちゃん君達を巻き込みたくない!)


「ザキアわかったよ、ザキアは一緒に来てもらうことにするよ」

「本当ですか?」

「ああ!俺の準備が出来次第、一緒に行こう!」

「はい‼」


ザキアが張り切っていると、もう一人の仲間も


「んじゃ、私もついていくー!」


両手を思いっきり上げて、主張してきた

しかし俺は


(カルサちゃんか、しかしカルサちゃんは一緒についてもらうわけにはいかない!抵抗力も高いだろうし、もしかしたら、効かないかも知れない!)


仕方なしに、カルサちゃんには何としてでも脱出組にいてもらうように、画策することにした


「カルサちゃん、君はダメだ!」

「何でーー‼」

「カルサちゃんは多分、この村最強の戦力だ!逃げる村人達を、守ってもらわないと、逃げる事もままならないかも知れない!」

「えーーー!」

「それに、俺がソームさんからもらったアイテムを使った場合に、俺がこの魔界の何処かに転移してしまう!それを探しにきて貰わないといけないしね」

「むーー」

「大丈夫!生きてかえるから、その証拠に」


くずってるカルサちゃんに、俺は王位継承に必要な指輪を、カルサちゃんに差し出して


「この指輪は俺には大切な指輪だ!だからカルサちゃんに預ける!もし、転移したときに持ってきてね」

「むー、分かったよ!無茶はしないで、ヤバイと思ったらすぐに、ソームさんが渡したアイテムを使ってね」


(ごめん!カルサちゃん)


心の中で謝りながら


「分かってるよ!カルサちゃんも他の人達を守ってね」


顔は笑ってカルサを見ていたが、心は思いっきり泣いてその台詞を吐いた!


「じゃあ皆さん! ちょっと買い物したら直ぐに出ます!すごい雷が落ちますから、その音がしたら、逃げてください!」


ソームさんは俺の手を握り


「分かった!レオ君、必ず生きて戻ってこいよ」


俺はソームさんの目が見れず、下を向いて


「わかりました!他の人達をよろしくお願いします。」

「あ、ああ」


ソームさんはいぶしぎりながら了解してくれた


「ザキア、ここで待っていて、直ぐに戻ってくるから」


ザキアに断りを入れてから、目的の人を探すことにした



目的の人物、道具屋のコイトさんはここにいるのはわかっていたので、すぐに見つけることができた、コイトさんに近づき


「コイトさん、ほしいものがあります!至急売って貰えませんか?」


そう話しかけた


「レオ君、私も今の君の突撃の話を聞いていたから、君に優先してアイテム等を売りたいのだが、転移魔法自身が阻害されていて、道具屋に置いてある、手持ちのアイテムしか売れない!それでもいいか?」


転移阻害はわかっていたので


「コイトさん、そんなに無茶は言いません、一時間程効けば良いので麻痺薬か睡眠薬ありませんか?」


コイトさんは考え込みながらも


「そのアイテムならあるが、何に使うんだい?」


流石に毒関係は使うタイミングがないのがわかっているため、確認してきた


(何とかそれらしい嘘を!)


「アイテムの乱発はするのですが、なるべく、指揮官の側で連発したいので、その間の影を何とか少しの間でも、無効かしようと思いまして」

「成る程!分かった!睡眠薬も麻痺薬もある!二つとも君に売ろう!」


納得したらしく、二つ返事で請け負ってくれた


「ありがとうございます。後、もしあるのなら、体力回復薬と魔力回復薬があれば売って貰えませんか?」


そしたらコイトさんはすまなそうに


「すまん!そちらはほとんどない!ここにいる皆が我先にと、急いで直ぐに買っていってしまった!」

「そうですか」


(仕方ないな)


しかしコイトさんは、自分のバックからポーションを四つ取りだし


「この四つしかない!体力がひとつと魔力が3つだ」


(自分のバックから、出したってことは)


「良いんですか?これはコイトさんのでは?」


笑いながら


「良いんだよ!金も終わってからで良い!頑張って来てくれ」

「ありがとうございます。」


心が暖かくなった


(いい人達だ!こんな俺には勿体なさすぎる)


コイトさんからポーションを受け取り、麻痺薬と睡眠薬の使い方を聞いて、礼を言ってから、ザキアの元に戻った

今日、小説でも書こうと思ったが、何故かパチンコ屋にいる!家でゴロゴロしようと思っていたのに!これが連れパチンコか!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ