表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
序章  魔界に落ちし王子
15/2707

竜子楽しげ

魔界中心部サイドです

私は獣神ザキア、城内を仕事場に向けて歩いていたら


「にゅふふ~」


鼻歌混じりに、魔法皇帝居城ヘキサグラム・キャスルに今、帰ってきたのだろう、白い髪をなびかせた幼女、竜子がスキップしていた!


(なにやってんだ?あいつ)


「これから、どっしようかな~、ん?」


私をじっと見ると


(やな予感)


「にゅふふ~」


変な笑い声をあげながら、私に突撃して、私の肩に乗った。


「ふーーー、竜子、何か用か?」

「何も用ないよー」


私の頭をペシペシ叩きながら


「機嫌がいいな!何か楽しい事でもあったか?」


胡散臭げに言ってみると、


「にゅふふ~、3日位前の会議で、地上界の国を一つ落とそうか?って言う話あったじゃん!」

「あー、あったな!攻める国決めるの面倒くさくて、籤で決めたやつな!」

「それそれ、で、さっき行って来たんだけど、」

「ちょい待て、その仕事はアルトリアの仕事じゃなかったか?」


疑問を言ってみたが、


「暇だから、変わってもらった‼」


すぐ切り返された。


「お前な~、ま、何時もの事か、で、なんて言う国だったかな?面白い事でもあったか?」


国名が出て来ないなか、話は続いた。


「行ってみたら、屑王子が弟殺そうとしてたから、弟助けてきた‼」


楽しいくてたまんないように話している。


「どういう事だ?助けた所で、恩をうった訳でもあるまいし」

「ついでに、屑王子、魔界に招待した!」



「何を考えている?」


不思議そうに竜子を見ると。


「いやー、その屑王子に、英雄の気配がしたんだよね➰

このままでは、宝の持ち腐れになりそうだから、魔界で揉まれてみたら、覚醒しないかな~って思って。」

「英雄の気配はよいが、そんな毒にもなりそうな人物を魔界にいれてどうする?」


怪訝そうに疑問を言うと。


「味方になるんなら、万々歳だし、敵になるにしても、暇潰しにはなりそうだもん。このところ、城にも攻めてくる奴いないし、皆の娯楽にはいいんじゃないかな~って思って。」


心底呆れて


(娯楽かよ)


それでも注意をしようと思い


「何か変な事になったら、尻拭いはしろよ!」

「はい、はーい

あっ!後、籤で決めた攻める国、十年の余裕持たしたから、攻めるの待ってあげてね。」


首を振りながら


「私はいいが、太郎様には言っておけよ!」

「明日の朝礼会議に言うよ」


思い出したように、私の肩から飛び降りた。


「おっと裏工作しなきゃねー、冒険者グランドマスターと商業グランドマスターに言わなきゃ。楽しくなるぞー」 


嬉しそうにいいながら、目の前からダッシュで駆けて行った。




(どこのどいつか知らんが、同情するよ)


そう思いながら、仕事があるため、ここからたち去った。

とうとう、国の名前出ず!

強者にはどうでもいいことだった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ