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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
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竜子躍動 罪人

竜子の葛藤が分かる状況!

私は皇座の間をゆっくりと退席した!何時もなら門番とかが話しかけてくるのだが、私の真の力が漏れているのがわかるらしく、誰も私に近寄ってこなかった


「竜子さま」

「ナーサ」

「はい」

「サラとファーに事と次第を話し、ギルサとゴッザを一刻(約二時間)後に龍玉の間まで連れてきて!」

「はい」


亜空間から、鎖を取りだし


「その時に、この鎖で縛り付けて!」

「この鎖は」


ナーサは私に止めてもらおうとしたのだろうが


「ナーサ!」

「了解しました」


私の一言に断念した


「バハ」

「何でしょうか?」

「仲の良い君から話した方が良い、ブラックドラゴン大族長ザリダリスと、その騎士サミーユを、半刻(一時間)以内に私の部屋まで必ず呼んで!」

「分かりました!しかし、私は今日、貴女の護衛なのですが」

「私の名を言ってもいいから、『念話』で話して!」

「了解しました」


そこでナーサが


「竜子さまはこれからどうされますか?」

「ザリダリスが来るまでに、なんとか怒りを抑えないといけない!このままだと、神の力も漏れそ!」


その一言に、従者二人は絶句しながら


「!

どうされるので?」

「私の闘技場に行って、一人で暴れてくる!」

「分かりました!」

「後始末は後から考えるよ」


私の力でボロボロになるだろうから、そう思って言ったのだが


「私達が補修の魔法を使います!御存分に」


ナーサがフォローしてくれた


「ありがとう」


私は渦巻く怒りを抑えながら、闘技場に向かった



半刻弱(大体50分)後、竜神の部屋で


「ごめん待たした!こんな状態で悪いね」


汗だくで二人の前に立った、

そしたら私から呼ばれた二人、変身した人間姿の黒人男性ブラックドラゴンのザリダリスと、四十代位にみえる女性ザリダリスの竜騎士サミーユは


「「申し訳ありません!あの二人が」」


二人とも膝まづいて謝罪してきた

その二人に


「内容は聞いた?」

「はい!」

「ならどうなるかわかるよね?

もう私達の手は離れてしまった!」

「やはり太郎さま行きですか?」

「腹立たしい事にね」

「も、申し訳ありません」

「ギルサとゴッザの家族にも話といて、多分最低一年は会えない!」

「その罪で、この事態をすませれますか?」

「最悪は考えたくない!」

「申し訳ありません。しかし、家族には最悪の可能性は言います!」

「ごめんね、一番辛い事さして」

「いえ、これこそが私達の仕事です。」

「ごめんね」

「いえ、わが神の心はわかってますから」


目を瞑り


「半刻後、竜神の鎖で縛り付けている、ギルサとゴッザが竜神の間に来る、君達も立ち会う?」

「「勿論です!」」

「ありがとう」


二人の心使いが嬉しかった



半刻後、サラとファーも一緒にギルサとゴッザを縛り付けて此方にきた

私は竜氣を最大まで上げて


「ギルサ!」

「は、はい」

「何故こんな状況になったか知ってるかい?」


震えながら


「い、いえ」


ナーサを、横目に見て


「ナーサ、サラ、ファー言わなかったの?」


代表でサラが


「はい。申し訳ないとは思ったのですが、この事を言うのは、竜子さまの方がいいと思いました」

「わかった」


(確かに、私が言うべき事だ!)


「ギルサ、それにゴッザ、君達一階層ので何をやった!」

「一階層ですか?」

「そうだ!」


その時ゴッザは気づいた


「ゴッザは気づいたか?」

「はい!もしかしてあの影が」

「そう、ゴッザがあの時にせめて無理にでも止めておけば、こんな事にはならなかった!」

「えっ?何が?」

「まだ気づかないのか!この

愚か者がー‼」

「ひっ!」

「貴様がしでかしたことも分からないのか!」


そこにゴッザが


「ギルサ、あの階層長の影じゃないか?」


何か気づいたようだが


「あの弱っちそうな影がか?」

「何かやるのなら、ちゃんと影がどんな人物か調べてからにしろ!」

「あの影が何を?」

「多分もうすぐ、一階層の影、数万を引き連れて一階層で暴れるだろう!」

「なっ!」

「数万ですか?」

「ああそうだ!

お前が階層長の影に要らぬ力を授けてしまったせいで一気に勢力を拡大さしたんだ、それもあの階層長は軍団に成る程強くなる階層長だ!一階層は大荒れになるぞ!」

「そ、そんな」


急にギルサは力を無くした

ゴッザが


「それで私達は竜子さまが罰を?」

「私自身は殺してやりたいと思っているが、もう私の手を離れてしまった!」


ギルサが顔を上げて


「では!」

「君達二人の罪を裁くのは、太郎さま行きになった」

「「なっ!」」


二人は愕然となった!


「では!」

「そう、もしかしたらがある」

「竜子さま!」

「何?」

「罪は私が全て背負います!何卒ゴッザを助けてやって下さい!」

「ギルサ?」

「お願いします!」


ギルサの気持ちはよくわかったが


「さっき言ったでしょう。」

「わかっています」

「私の手はもう離れたって!」

「しかし‼」

「太郎さまに釈明なさい。」

「分かりました!」

「私も何とか話してみるから」

「ありがとうございます!」


その時、バリアラーが


「竜子さま、ギルサの息子が」

「ドルサか!」

「ギルサ、どうする?」

「息子が?」

「そう!いれる?多分、罰で最低でも一年は会えなくなるでしょうし」

「分かりました。入れてください」

「わかった

バリアラー竜玉の間まで連れてきて!」

「分かりました。」


バリアラーはドアの外にでて、直ぐにドルサを連れてきた!


「親父!」

「すまんな」

「カルサに何ていえば良いんだ!」

「すまん、何とか言ってくれ」

「ギルサ、そこは無理!」

「何故ですか?竜子さま」

「一階層の出来事は、一階層の住民が静めなければならない!それが魔界のルール!私達はその当事者でも何もできない、故に、一階層の強者である、そして私達の身内でもあるカルサに頼むしかない」

「そういうことですか」

「そう」

「では、私は何も出来ず、孫に頼むことしか出来ないといくことですか?」

「君は頼むことも出来ない!もう時間だしね」

「な、何の?」

「行くよ!皇座の間に!」

「分かりました。」

「ゴッザもだよ」

「わかっております」

「皆、誰かついてくる?後二人位なら大丈夫だよ」

なるべく明るそうに言った

「私は連れていって下さい」

ドルサが言ってきた

「辛い事になるかも知れないよ?」

「覚悟の上です!」

「私も行きましょう」

「サラ」

「巫女として、竜子さま一人に辛い思いはさせたくありません!」

「ありがとう、サラ」

「なら私も!」

「ファー、貴女は罰として御神体を掃除する仕事があるでしょ?」

「んっ?ファー何かしたの?」

「それは・・・」

「何もしていません!」

「そ、そう?」

「はい!」

「んー?なら行こうか!」


私は護衛役のバハとガルサ、サラを連れ、ギルサとゴッザを連行して玉座の間に向かった

12神官色々出ています。こんどまとめて12人の能力を、書きます

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直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
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