いい人レイモン
地上界サイド
レイモンサイド
「父上!兄を助けるため、魔界に私を送還してください。」
病気になり痩せ細ろえた白髪混じりの老人、長い間ベッドで横になっている。父(クラスメクル国王)に訴えた!
「レイモンよ、兄に殺されそうになった身なのに、なぜそこまでレオをかばう?」
病人の父は苦しそうに、私に疑問をなげかけた。
「昔の優しい兄を知ってるからです‼私は今日何事もなければ、死ぬ予定だった人間です。私がいなくてもまだ姉上がいます。お願いします。私を魔界へ!」
しかし、魔界が狙っている状況が、私の魔界行きを許してくれなかった。
「レイモンよ今は無理だ‼
魔界に我が国が狙われてるのがわかっている状況で、第一王子、並びに第三王子までいなくなることは国としては出来る事ではない!私も寝たきりの状態だしな。あの魔界の使者は十年余裕をもつと言っていたらしいが、狙われているのが分かっている以上、どうなるかわかったものではない!」
「ではいつまで待てば、私を魔界に送還していただけますか?」
「この国を一つにまとめよ。レオがいなくなった状態な為、第一王子派がどう動くかわかったものではない!宮廷魔術師達に、魔界へ行く方法を調べさせるので、姉と一緒になんとしても、この国をまとめ、魔界からの侵攻を食い止めるため、その迎撃を整えてくれ。頼む」
病気で苦しみながら、私に向かって頭を下げた。
「父上わかりました。なんとしてでも、国を一つにまとめます。ですので魔界へ行く方法を探って下さい。国をまとめ姉が治めれる状況になり次第、私の魔界への送還を、お願い致します!私は王位継承権を放棄しても構いませんので、父上、約束してください。」
「なぜそこまで?
いやわかった。我が名にかけて約束は守ろう!」
「では忙しくなりますので、これにて失礼します。父上を早く体を治して、姉に任せるのではなく、自分自身の力で国を収めて下さい。」
父上の前から下がり、部屋を出た。
(兄上必ず私が助けに参ります!それまで生きていて下さい。)
王子としては失格なレイモンですが、とっても家族思い!昔に何が




