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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
133/2707

分裂

ファーさん、ちょっと暴走中!カルサようまく舵をとれるか?

張り切って、ベックは部屋に突入したが、部屋の中には影は全然いなかった!


「あれ?いねーぜ!

皆入ってこいよー」


部屋の中は危険がないらしく、ベックが安全を確認してから皆を呼んだ

ベックに続いて突入していた俺とザキアはもう部屋に入っていたが、俺たちから見ても安全そうだったので、何も言わずに全員が入るのを待っていたが次に入ってきたピアの時に異常が起こった!


    《バタン‼》


何もしてないのに、入ってきた扉が閉まった!その後、床に魔方陣が現れアンデットの影が二十数体この部屋に現れた!


「あちゃー、まいったね、レオ君」


俺たち三人は何も打ち合わせしてないのに、ピアを守るように動き、俺達の回りのいる影の襲撃に備えた!


「だね。多分部屋の外でも襲撃を受けていると思う!あちらの戦力の方が上だから大丈夫だと思うけど、此方はヤバイね。」

「マスター、悠長に・・・」

「わかってる!皆、部屋の角で迎撃するよ!この場所だと、持ちこたえれない!」

「「了解!」」 「わかったよ!」


全力で部屋の角に向かった!



(回復役がいないのは辛いな)


俺が思った事は皆、わかっているらしく、ベックが警告してきた!


「軽い回復なら、俺もできる!」


(そうか!似合ってないけど、聖騎士だもんな!)


「ありがとう、ベック!ピア、戦力を増やしたい!闇精霊を召喚してくれない?」


聞いた瞬間、もう詠唱はしていたらしく、闇精霊が三体現れた!


「これが維持できる限界!」

「ありがとう、じゃあ、ピアを守りつつ、確実に一匹ずつ仕留めよう!」

「おう!」「はい!」


苦しい戦いが始まった!



この後、乱戦になったがアンデットの影がスケルトンばかりだったので、何とかなった、しかし全滅できたときには、全員座り込んでしまった!


「何とかなったな」


ベックが床にへたりながら、喋ってきたが


「そうですね・・・」


俺もくたくたで生返事しか返せず、そのまま床にうつ伏せで寝転んだ!


  《ドゴン!》


「レオ君大丈夫?」


部屋の外も片付いたらしく、カルサちゃんが飛び入ってきた!

俺達が床にへたりこんでるのを見て勘違いしたらしく、


「レオ君、ダメー!死んじゃー、イヤー!」


俺に駆け寄ってきた!


(こんなに!何か嬉しいな)


「大丈夫だよ、カルサちゃん、皆くたくたでへたっているだけ!」


何とか、カルサちゃんを安心させるため、起き上がった


「本当!大丈夫?」


(この温かさは、地上界では、昔あった気がするな!)


「大丈夫、大丈夫!

ソームさん、外も何かありました?」


ソームさんも外で戦闘があったらしく疲れているみたいだが、状況を教えてくれた。


「ゾンビの影と、多分、グールの影が襲ってきた!カルサとファーさんがいなかったら危なかったな!」

「外の方が影が強かったみたいですね。此方はスケルトンの影が二十数体襲ってきました!」

「なるほど、数はそちらが上か!」

「そうなんですか?

ソームさん、時間は後、どのくらいありますか?」


ソームさんは時計を確認し


「日没まで2、3時間って所だな!」

「行けると思いますか?」


ソームさんは自分の魔力を確認して


「ピア、どうだ?」


ピアにも確認した


「私は、魔力20%切った!後一戦がいいところかなー。」

「俺もそのくらいだ!」

「カルサちゃんとファーさんは?」

「僕はほとんど、魔力使ってないから、まだ70%はあるよ!」

「私は80%はあります!」


(この二人は凄いな!)


「じゃあ、カルサちゃんとファーさん、ピアとソームさんの魔力が50%位になるまで『魔力譲渡』使えませんか?」

「僕はいいよ!じゃあ僕はピアに」

「じゃあ、私はソームさんにすればいいんですね。」


二人が『魔力譲渡』使っている間に、俺、ベック、ザキアの三人がこの部屋を調べていった!



遺留品


骨18 肉五キロ   武器三つ   鎧  宝石二つ   玉    箱

貨幣   18436

一気に放出はどうでしたか?また、ある程度書きだめが出来たら、放出致します。

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