一息
獣魔使いあらわる!どんどん難しくなる廃墟戦!レオいけるか!
苦しい戦いが終了し、ようやく一息つけた
「ふー、」
俺の一息で皆の緊張もとれたのだろう、皆座り込んだ
「大変だったねー」
「ああ、そうだな。『獣魔使い』までいるとは。」
「俺は最初の一斉攻撃で死ぬかと思ったよ。」
「そうですね。まさか、前衛の一人が魔法まで使うとは」
「俺の相手な。防護魔法まで使ってやがった!そのせいで固い固い!」
「私の相手も盗賊系も入っていたらしく、素早かったです。ファーさんとピアの援護が無ければ、直ぐに倒せなかったでしょう。」
「魔術師も土属性の中級魔法使っていたし、一階層のレベルじゃ無かったね」
「ああ、ファーさんの魔法が無ければ、一人か二人は死んでいた。
ファーさん、ありがとうございます。」
「いえいえ、皆が無事ならそれでいいです。」
(高位魔法と見知らぬ魔法、どう考えても、カルサちゃんよりも実力は上だ、それにカルサちゃんが焦ってたのもあったが様付け、何者なんだろう?)
「カルサちゃん」
「ん、なーに」
「ファーさんってな・・・」
「んっ?」
「いや、何でもないよ、皆ここで昼休憩にしよう、ベック、疲れているところ悪いけど、少し休憩してから、簡単に昼御飯作ってくれないかな?」
(何者でもいいじゃないか。ファーさんのお陰で助かったんだし)
「ああ、いいぜ!」
「ゴメンねベック、ご飯をベックに任せきりで」
「良いって良いって」
照れくさそうに、手をふった
(人のいいホブコブリンだよなー、地上界にいた頃は魔物は即退治だったんだけどな。)
「じゃあ他の皆はこの部屋の物色と、階段と扉の警戒だね。
ソームさん、ピア、ファーさんは少しでも魔力回復のため休んどいて。」
「良いのか?」
「いいですよ。ここは私達でします。ザキア、カルサちゃん、いいよね。」
「「はい!」」
軽い打ち合わせがすんでそれぞれのやることをした。
遺留品
鞭 ナイフ 水晶 盾
貨幣 400000
放出中!22話目