カルサちゃんの涙
ファー、まだまだ暴走!カルサちゃんの胃の痛い日が続く!
カルサちゃんとファーさんが戻ってきた
「ごめんレオ君、急に抜けて」
「いいよカルサちゃん、あんまり気に追わないでね」
カルサちゃんが涙ぐんで
「ありがとう、レオ君、なんか色々疲れてきちゃて。」
そしたら元凶が
「大丈夫ですか?カルサ、精神安らかにする魔法でもかけましょうか?」
その一言で、カルサちゃんが俺に抱きついた!
その気持ちはよく、よーく分かるので、優しく頭を撫でてあげた。
「ふえーーん。」
ファーさんがおろおろするなか、俺の腕の中でカルサちゃんは泣き続けた
皆を解散さしてカルサちゃんを慰めて数分、ようやくカルサちゃんが落ち着いて来た
「レオ君、ありがとう」
俺の眼をじっと見て言いなさった
俺の顔が熱くなっているのがわかる!これほど側で、本気の感謝されたのは初めてだった!
(なんかむずむずする!逃げたい!でもなんか知んないけど嬉しい。)
複雑な感情を持ちながら
「どういたしまして」
そうカルサちゃんに返した。
ベックの美味しい夕御飯を食べた後
「ピアごめん、前衛の打ち合わせすんだら手伝うから先に鑑定しといて。」
そう言いながら、今日の遺留品を全部だした
「わかったよ!でも、骨と肉ばかりだね。」
「そうなんだよな。スケルトンの影が多かったから、骨が多いいのはわかるけど、ゾンビが多かったから肉!っていっても、腐ってなくて、新鮮な肉ばかり落とすよね。何でだろ」
疑問を口にしていると
「その理由知ってますよ。」
ファーさんが口を挟んできた!
(この人にはあんまり聞きたくないけど)
「何故なんですか?」
好奇心に負けて聞いてみた
「それはですね。昔は腐った肉も戦利品に出ていたんですが、12神官の一人アルトリア様が、『わざわざ腐った肉だしてどうするんだ!』と、戦利品の管理している人物に文句を言い、太郎さまを巻き込んだ話し合いに突入し、腐った肉は出さない事になったらしいですよ。」
「そうなんですか?」
(頭が抜けてる美女って訳じゃなかったんだなー)
詳しい話を聞いてから、ザキア達の集まりに合流した。
放出中!16話目