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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
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矛盾する影

ファー、強さの為孤立に陥る!変な人ファー!

大広間の扉を調べているカルサちゃんから注意が来た!


「こっそり見たけど、なんかでかい影がいる!多分アンデットの影何だろうけど、多分素体が、でかいモンスターだと思うよ!入るとき気をつけて」


珍しく細かく教えてくれた。


「ソームさん」


一番情報判断が正確な人物に聞いてみた


「ああ、ワシも聞いていた!多分、オーガかトロルのゾンビの影だろう。オーガだった場合はどうと言うことはないが、トロルだった場合は骨だ!」

「何故ですか?」

「トロルは再生能力をもつ!アンデットになっても、その能力はなくなってないからな!」

「なるほど!」

「しかし、一階層にトロルゾンビの影か!あり得んな!」

「何故ですか?」


ソームさんは頭を振りながら


「ワシの友は階層長だ!故にこの階層にいる強者を教えてもらったりしていた。そのなかにトロルゾンビの話はなかった!この階層の影は、少しの例外以外全てこの階層の住民の影だ!」

「ということは!」

「ああ、でかい影ってのは、オーガゾンビだ!・・・・多分」


(ソームさんも自信ないんだなー)


「それなら、ベック以外はいつもどうりいきましょう。ベック!」

「な、何?」


(なんか用心してる?)


「でかい影は君に任せる!私達が他を倒すまで踏ん張って。」

「えっ?」

「じゃ、皆行くよ!

ごー‼」

「俺承諾してないんだけどー」

「頑張って!ベック」


カルサちゃんの応援を聞きながら突入した



ベックがでかいのを押さえている間、部屋中にいる影を私達が一匹づつ仕留めていった!

ファーさんが暴走して突撃する例外はあったが、それ以外はうまい具合に影の数を減らしていったが!


「こりゃヤバイ!カルサ!手伝ってくれ!」


ベックが助けを呼んだ!


(あのベックが押さえきれない?)


「カルサ行って!

ソームさん」


ソームさんは魔法を使いながら


「ああ、こりゃもしかすると」

「ザキア!後2、3匹仕留めたら、ベック達の援護に回って!この数なら後はなんとかなる!」

「わかりました。」


俺も剣を振るいながら精神を集中し(苦手ながら)


『光の矢』


確認の為に、でかい影に魔法を放った


「カルサ、確かめて!」


カルサちゃんは、俺が何故こんなことしたのか気づいたみたいで


「レオ君、賢い!わかった」


そのまま、戦闘は続いた



なんとか全部片付けた時には、ファーさんとカルサちゃん以外くたくたになっていた。


「カルサちゃん、はーはー、どうだった?」

「レオ君の予想どうりだったよ」


(やはりかー、でも今は)


「皆、疲れている所悪いけど、この部屋物色するよ!この数の影の配置考えると、多分何かあると思うから」

「「わかった」」 「「はーい」」 「了解しました。」 「わかりました」


六人から承諾を、得て俺も物色に参加した


「レオ君、鍵あったよ!」


流石盗賊の職をもつカルサちゃんがいの一番で見つけてくれた。


「カルサちゃん、ナイス!

皆、他は何かない?」


すると、ソームさんが


「後はメモ帳位だな!」

「ならそれも持って行きましょう!

ソームさん、時間はどうですか?」


ソームさんは時計を見て


「ここまでだな、これ以上は夜になる!」

「わかりました!

皆、昨日泊まった二階の部屋に撤収するよ!」


その声で皆が動き出した



一階層の影を倒していったお陰で、踊り場にも影の気配はなく、安全に二階の部屋にたどり着けた


遺留品


骨19 肉8キログラム   樽(小)   瓶   コップ   結晶  

貨幣   1246

放出中!14話目

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