謎の人物、合流
敵のレベルアップ!ベックとカルサちゃんが、大活躍!レオ君、良いとこなし
昼から同じように外壁沿いの部屋を攻略していった。二つの部屋を攻略してから
「この次だ」
「わかってます。」
ソームさんの確認を得て、台所であろう部屋に突入した。
「あれ?」
気合い入れて中に入ったのだが、何故かこの部屋には何もいなかった
「一階では初めてだな。影がいないのは。」
「そうですね。なんかやな感じです。」
「同感だ!気をつけよう!」
「はい、しかし、調べる事はしら・・・」
「誰だ!」
急にザキアが大声をあげた
「そこにいる者!出てこい!出てこないなら、攻撃を加えるぞ!」
ザキアがすごく警戒している。
(初めてみたなー)
「攻撃しないで下さい、今、出ます。」
女性の声がして、部屋の角から綺麗な女の人が現れた
「えっ!」
カルサちゃんがびっくりしている。
「カルサちゃん、知ってる人?」
カルサちゃんは慌てて
「うん、知ってるんだけど・・・」
「はい、私はリジリコさんの知り合いです。カルサの事も知ってますよ。
ねっ」
「は、はぃ」
何故か、カルサちゃんはびびっていた。
(どうしたんだ、カルサちゃん?)
「すいません、昨日ある目的の為にこの廃墟を探索していたのですが、昨日の昼頃にこの部屋を調べていた時、壁が壊れて外に出られたもので、出ようと思った矢先に何故か結界が発動してしまい出れず、仕方なく玄関まで行ったのですが、そこでも出れなくて、そこでこの部屋に戻って籠城しながら知り合いに連絡して、私の上司を待っていたんです。」
「では、壊れた壁から外に出れないと言うことですか?」
「はい、強力な結界みたいで、出ることが全然出来ませんでした。」
(そうか、希望が潰えたな。)
「ソームさん、最悪の方の予定でいきましょう。」
「仕方なしか、明日で終わらしたいな」
「ですね。」
するとザキアが
「マスター、ソームとの話は終わりましたか?」
「ああ、ごめん、すんだよ。」
「なら、この人物はどうしますか?」
何故かザキアは、凄くこの女の人を警戒していた
とりあえず
「すいません、私はレオといいます。貴女はこれからどうされますか?」
「私はファーと申します。私は何とかこの廃墟来た目的を達成して、この廃墟から出たいですね。」
「そうですか、」
(あのリジリコさんの知り合いなら、助けた方がいいな)
「皆、ファーさんを廃墟に出るまで協力体制組みたいんだけどいいかな?」
「えっ、いいんですか?」
ファーさんがびっくりしている。
「リジリコさんには借りがありますから、これも縁ですよ。ただし、仲間の皆がいいと言えばですけど」
「ぼ、僕はさ、賛成するよ」
何故か、どよりながらカルサちゃんは賛成
「俺もいいぜ!」
「私もいいよー、戦力は欲しいし」
ベックとピアも賛成、しかし
「ワシは反対はせん!しかし賛成もせん!」
「何故ですか?」
「これでもワシは二つ名持ちだ!そのワシがこの廃墟で、しかもこれほどの面子で来ている。それほど、この廃墟は厳しいんだ!しかしこのおなごは一人で来ている。正直怪しさしかない!」
「マスター!私もです、このファーなる人物、尋常ではありません。」
(この二人がこれほどか、どうしようかな?)
「僕がファーさんの身の保証をするから、ソームもザキアさんもレオ君の意見受けてくれないかな?」
「ワシは中立だ、ただカルサは信用してるから、この度は賛成しよう。」
「マスター、私は信用しません!しかし、カルサがここまで言うのなら、反対はしません。」
カルサちゃんは頭を下げて
「ごめんね。ありがとう」
「ファーさんとりあえず、皆の反対がなくなりました。カルサちゃんに、感謝を、
私達はこのまま時計回りに外壁沿いの部屋を探索してから、二階に戻ります。一緒にいきましょう。」
「カルサ、レオさんありがとう。
レオさん、私はついていきます。」
ファーさんの随行が決まってから、また、隣の部屋を攻略に走った。
放出中!10話目