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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
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謎の人物、合流

敵のレベルアップ!ベックとカルサちゃんが、大活躍!レオ君、良いとこなし

昼から同じように外壁沿いの部屋を攻略していった。二つの部屋を攻略してから


「この次だ」

「わかってます。」


ソームさんの確認を得て、台所であろう部屋に突入した。


「あれ?」


気合い入れて中に入ったのだが、何故かこの部屋には何もいなかった


「一階では初めてだな。影がいないのは。」

「そうですね。なんかやな感じです。」

「同感だ!気をつけよう!」

「はい、しかし、調べる事はしら・・・」

「誰だ!」


急にザキアが大声をあげた


「そこにいる者!出てこい!出てこないなら、攻撃を加えるぞ!」


ザキアがすごく警戒している。


(初めてみたなー)


「攻撃しないで下さい、今、出ます。」


女性の声がして、部屋の角から綺麗な女の人が現れた


「えっ!」


カルサちゃんがびっくりしている。


「カルサちゃん、知ってる人?」


カルサちゃんは慌てて


「うん、知ってるんだけど・・・」

「はい、私はリジリコさんの知り合いです。カルサの事も知ってますよ。

ねっ」

「は、はぃ」


何故か、カルサちゃんはびびっていた。


(どうしたんだ、カルサちゃん?)


「すいません、昨日ある目的の為にこの廃墟を探索していたのですが、昨日の昼頃にこの部屋を調べていた時、壁が壊れて外に出られたもので、出ようと思った矢先に何故か結界が発動してしまい出れず、仕方なく玄関まで行ったのですが、そこでも出れなくて、そこでこの部屋に戻って籠城しながら知り合いに連絡して、私の上司を待っていたんです。」

「では、壊れた壁から外に出れないと言うことですか?」

「はい、強力な結界みたいで、出ることが全然出来ませんでした。」


(そうか、希望が潰えたな。)


「ソームさん、最悪の方の予定でいきましょう。」

「仕方なしか、明日で終わらしたいな」

「ですね。」


するとザキアが


「マスター、ソームとの話は終わりましたか?」

「ああ、ごめん、すんだよ。」

「なら、この人物はどうしますか?」


何故かザキアは、凄くこの女の人を警戒していた

とりあえず


「すいません、私はレオといいます。貴女はこれからどうされますか?」

「私はファーと申します。私は何とかこの廃墟来た目的を達成して、この廃墟から出たいですね。」

「そうですか、」


(あのリジリコさんの知り合いなら、助けた方がいいな)


「皆、ファーさんを廃墟に出るまで協力体制組みたいんだけどいいかな?」

「えっ、いいんですか?」


ファーさんがびっくりしている。


「リジリコさんには借りがありますから、これも縁ですよ。ただし、仲間の皆がいいと言えばですけど」

「ぼ、僕はさ、賛成するよ」


何故か、どよりながらカルサちゃんは賛成


「俺もいいぜ!」

「私もいいよー、戦力は欲しいし」


ベックとピアも賛成、しかし


「ワシは反対はせん!しかし賛成もせん!」

「何故ですか?」

「これでもワシは二つ名持ちだ!そのワシがこの廃墟で、しかもこれほどの面子で来ている。それほど、この廃墟は厳しいんだ!しかしこのおなごは一人で来ている。正直怪しさしかない!」

「マスター!私もです、このファーなる人物、尋常ではありません。」


(この二人がこれほどか、どうしようかな?)


「僕がファーさんの身の保証をするから、ソームもザキアさんもレオ君の意見受けてくれないかな?」

「ワシは中立だ、ただカルサは信用してるから、この度は賛成しよう。」

「マスター、私は信用しません!しかし、カルサがここまで言うのなら、反対はしません。」


カルサちゃんは頭を下げて


「ごめんね。ありがとう」

「ファーさんとりあえず、皆の反対がなくなりました。カルサちゃんに、感謝を、

私達はこのまま時計回りに外壁沿いの部屋を探索してから、二階に戻ります。一緒にいきましょう。」

「カルサ、レオさんありがとう。

レオさん、私はついていきます。」


ファーさんの随行が決まってから、また、隣の部屋を攻略に走った。

放出中!10話目

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