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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
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夜の戦い

ベック、一階層の異変に気づく!

脳筋じゃなかったんだね。

その後、カルサちゃん達が風呂から出た為、男衆は順番に風呂に入って行った

皆の風呂が終わってから


「じゃ、ピア夜番を頼む!」

「はーい、何か合ったら、誰を優先して起こす?」

「ベックだな!守りはベックが一番だからな。」

「おう、俺を起こせ!寝起きは良いからな」

「わかったよ。

じゃ、皆おやすみ。私は馬車の上で見張ってるよ。」

「「「「「おやすみ。」」」」後はお願いします。」

「固いね~、レオ君は」


笑いながら、ピアは外に出ていった



「んじゃ消すぞ!」


疲れていたため、直ぐに眠ってしまった



「レオ君起きろ‼」


激しい揺さぶりで起こされた!


「何かあったんですか?」

「ああ。何か近づいているらしい」


その一言で完全に覚醒した


「で、レオ君に聞きたい!ザキアは大丈夫か?」


何を心配しているのかわかったから


「まだ一回も夜戦を経験していません。しかしわたしと会ってからは、暴走は一回もありません。相手の戦力次第ですが、今回はやめときますか?」


ソームさんは少し考えて


「ザキア次第だが、とりあえず、後方には置こうと思う!慣らすことも大事だからな。」

「そうですね。なら急ぎましょう」


もうカルサちゃんは準備完了で


「んじゃ、先に行くよ。」


と言って、飛び出して行った



   「「ザキア‼」」



「は、はい!」


なんか驚いた感じで


「ザキア、お前次第だ!どうする?」


ザキアは躊躇なく


「行かして下さい!」

「大丈夫か?」

「逃げません‼」


覚悟を決めた目で見返した


「分かった!獣化はギリギリまでするなよ!

出るぞ‼」

「はい!」


三人で外に出た



外は闇精霊二体とベック、カルサちゃんが乱戦に突入していた!


「何が、相手だ!」


ベックが


「ジァイアントバットだ!20はいる!」

「分かった!レオ君、ワシ等で明かりをつけるぞ!暗闇は不利だ‼」

「はい!」


急いで詠唱を開始した。


   『光よ‼』


隣では、ソームさんが『火の灯火』を出していた。

断然俺の魔法の方が明るい


「すまんな。光系は不得意なんだ!」

「いえいえ、では行きますよ。」

「おう、ワシも魔法で援護する。」


1人どうしようか迷っているザキアに


「ピアを守ってくれ!」

「わかりました‼」


迷いを捨てきり、突入していった。


(さて、次は俺だな。)


詠唱しながら、すぐそばにいる、ジァイアントバットに剣を振りかざし、なおかつ、魔法を発現した


  『光の矢』


魔法を連打しつつ、近場のジァイアントバットを仕留めていく

さすがに、六人で対応したため、ザキアの暴走もなく、出陣してから10分程で全滅できた。


「ふー、すみましたね。」

「まだ緊張をとくな!ピア‼」

「はい」

「周りの様子は!」

「うーんと」


しばし待って


「うん、回りにはもういないよ。」


ソームさんの力が抜けた


「ならよし、レオ君、回りを確認してから、緊張を解くんだ!ここはまだ一階層だからいいが、下に降りるほど、狡猾になるぞ!」

「わかりました!ありがとうございます。」


ソームさんの言葉を心に留めた


(リーダーっていうのは、こういう人の事をいうんだな。俺は地上界で何をしてたんだか。)


「教訓にすればいいんだよ。さ、寝よ。」


カルサちゃんが心を読んだみたいに、励ましてくれた。


「そうだね。」

「そうだぞ!さあ、疲れが出る前に寝よう。ピア、後は頼む!」

「りょーうかーい」


家に入って


「ザキア、大丈夫?」

「はい、獣化しなければ大丈夫みたいです。」

「そうか、なら少しづつ慣らしていこ、」

「はい!」


その後軽く汗を流してから眠りについた。



遺留品


コウモリの牙四つ  コウモリの羽三つ  立派な箱

貨幣  1588

お得意様全部見回った!被害なし!よかったー、明日は休もう。

しかし、夜、余震が続く!寝れねーじゃねーかー!

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