連休と本
連休の過ごし方の話。
長めの休みを勝ち取ったとき、旅に出るにしても実家に帰るにしても、だいたい本を持っていく。
旅に連れて行くのは、だいたい文庫本が一冊。
投宿したり野宿したりするときの暇つぶし用である。
しかし今までの経験上、日中の活動で疲れ果ててしまい、まともに読めた試しがない。
雨に濡れても大丈夫なようにジップロックに入れて持っていくのだが、「そこまでして連れていく意味があるのか?」と訊かれると、私も疑問である。
ほとんどお守りのようなものだ。
一方、実家には数冊連れていく。
「この休みはたくさん読むぞー」と意気込んでいるときに限って、家の雑事や友人からの誘いに追われ、一冊も読み切れないことすらある。
今回の休みは、そんな実態をフィードバックし、連れていく本を減らしてみた。
読みかけ(残り五十ページほど)の本を一冊と、手付かずの本を一冊。
PDCAサイクルを回した形だ。
──失敗だった。
今回の休みは雨続きで予定が悉く潰れ、暇を持て余した結果、読みかけの本はあっけなく読み終えてしまった。
失敗はさらに重なる。
読みかけの本はシリーズもので、「せいぜいこの本を読み終わるか終わらないかくらいだろう」と高を括っていたため、二冊目を適当に選びすぎていた。
シリーズものならその続編を持ってくればよいものを、まったく関係のない本を持ってきてしまった。
続編が未購入なら本屋へ買いに行けたのだが、生憎すでに購入済みで、自宅の作業机の上に眺めてある。どうにもならん。
とても続きが気になっている。
どうしようもできなくて...夏。
1冊目(続きが気になっている本):
『魔道祖師 3巻』墨香銅臭 著
2冊目:
『巷説百物語』京極夏彦 著




