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丁寧な教え方

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2026/02/20



 上司が丁寧に仕事を教えてくれる。


 とてもうれしいし、たすかる。


 けれど困ってしまう。


 なぜなら、丁寧すぎて何を言っているのかわからないからだ。


「ということだ。わかる?」


「わかりません。もっと大雑把にいってくださいませんか?」


「そうはいってもね。何事も丁寧にした方いいでしょ? 適当に接するなんてできないよ」


 上司はいつもそういって、丁寧すぎるーーまわりくどくて長ったらしい話を続ける。


 おかげで新しいことを教わろうとしても、仕事を覚えるのが遅くなってしまう。


 私は新入社員だから、はやく戦力になりたいのに。


 私みたいなひよっこにきちんと接してくれようとするのはありがたいけれど、どうにかならないだろうか。




 困っている新入社員を見て、俺はほっとする。


 今年入社してきた社員、すごく優秀で育つのが速い。


 そのままの速度で育ったら、こちらを追い抜いて数年で俺の上司になってしまいそうだ。


 俺より後にはいってきたやつに追い抜かれるなんて屈辱でたまらない。


 せめて、精一杯足を引っ張って、その時が来るのを遅くしてやろう。




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