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神閥

作者:村岸健太
【本作品はフィクションであり、実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。登場する人物や出来事はすべて、実際の事象や個人を描写または参照するものではありません】

プロ野球・時鉄レパーズが18年ぶりの優勝に湧くさなか、与党・民友党は岩森総理の退陣に伴い、総裁選を控えていた。少数与党となっている民友党ら次期総裁最有力とされている浅井は先の選挙で躍進した正民党との連立政権を組み、正民党の政策を飲むと見られていたが、高校時代にはキャッチャーとしてレパーズのリリーフエース折原の球を受けていた記者・新田は民友党本部で、野党・憲政党の議員である大山の姿を見掛け、「浅井内閣は、憲政党との連立政権になるのでは」という途方もない妄想に囚われる。スクープを追い、夜の永田町を彷徨する新田は、民友党唯一にして最大派閥の長である釜元の手のものから脅迫を受けることに……。外国人である亡き妻の残した愛娘の生きる未来が平和なものであって欲しいという切ない願いは叶うのか。
 一方、レパーズの熱狂的ファンであることを隠して政治家として活動する大山は新田との邂逅を果たしたが、浅井が総裁となり、正民党との連立与党となった暁に提出するという法案を入手し、その内容に強い違和感を抱き、事態を逆転させるための一計を案じる。
 そのころ、総理総裁目前の浅井は、最愛の友人から訣別の宣言を受けて、自身の夢と友情のどちらを選ぶか苦悩する中、とある依頼が舞い込む……。

 はたして「民友・憲政連立政権」は新田の妄想なのか。亡くなった外国人の妻との間に一子を設けた新田の願いをよそに、排外主義に傾く世界に降り立つ新しいリーダー像とは……。

【フィクションです】
記者
Old friend.
2025/10/01 07:00
深い夜の底
2025/10/01 12:00
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