突然の出会い!正直めんどくさい……
話が飛んでしまってますが、どうぞお願いします
「よう、久しいな流星」
「遠夜、お前とはあまり戦いたくないんだなぁ~これが…」
「無駄口叩いてられる分余裕だろ…」
「全くだ…」
「とりあえず、一度は死んどけ。めんどいからな」
遠夜の左手から剣が出現した。それを見た流星は片手を空に掲げ……。
「テメエが本気なら手加減してやらないからな、覚悟しとけ!」
それを聞いた遠夜はさらに闘気が増し、空気が崩れる。
「まぁ、まぁ。短気だと視野が狭まるぜ」
流星はうっすら笑いして遠夜に警告した
「テメエをノスのは簡単な事だとは思ってねぇ…。だがな…」
遠夜は流星を睨みつけながら叫んだ
「テメエを殺す!!」
流星は動揺することなく遠夜に言い返した。
「あぁ……。やってみろ!!」
風が止まり、刹那沈黙がこだまする。
遠夜は流星との距離を詰めるべく、前に足を踏み出そうとした瞬間、既に流星は刀をスライドさせ、遠夜の首目掛けて刀が襲い掛かる。
「……ちっ…!!」
遠夜は、それをすれすれでかわし、回し蹴りをかました。
しかし、流星には当たらず、回し蹴りは空を切った。
「……ちっ!」
遠夜は舌打ちし、落ち着いた物腰で。
「ったぁく……、テメェはゴキブリカッてか!」
「酷いな~、俺は人間だって」
「普通の人間はこんな人外な動きはしねぇ。」
「ただの人間だぞ、これでも。」
「ふっ!神と渡り合える程の奴は居るかも知れないが、神を殺しきった奴はテメェが初めてだ。そんな奴は人であるハズがない」
「あぁ、あの馬鹿神か……。あいつは対したこと無かった」
遠夜は舌打ちをしてウンザリといった感じで
「もう、これ以上聞いても意味なさそうだ……。首だけ刈って吐かせてやるよ!!」
「全く……。これだから【闘神】は嫌いだ、いつも闘い闘いって、ウザくて、聞き分け無いし殺し切れないし」
双方の魔力が爆発的に膨れ上がっていく。それはまるで互いに力の確認をしている様に見える。
「チリも残らず消滅させてやる」
「お前は、寝てろ」
互いの魔力が衝突しあう
遠夜からは左の手から魔力で固めた刃がでてくる。
あまりにも高い純粋な魔力の塊のせいか大気が震え、『世界』自体に干渉してしまう。
それに対し流星は背後に何やら不思議な魔法陣を作りあげていく。
魔法陣には激しい雷鳴が轟き、『世界』に干渉する。
互いに必殺、受ければただではすまない。
「《レスト・バイト》!!」
遠夜の咆哮。
「《インフィニティ・ライトニング》!!」
流星の咆哮。
遠夜は流星に向かってただ純粋に突っこんで行く。
流星は魔法陣を完成させ、両手で何かを包み込む、手の平に魔力を溜め込み、そして貯めた魔力は爆発的に増え、球体へ変化を遂げる。
そして衝突。
戦果は、どちらも疲れたであった。二人とも外傷はなく疲れただけの様だ。
「テメェ……。メンドすぎだ……」
「嫌だなぁ~。これでも心はピュアだぜ。さすが遠夜だな。お前本気出してないだろう?」
「当たり前だ、この姿してるあたりで制限掛かってんだよ!」
二人はそして別れた。
FIN
この物語はかれこれ昔の出来事である。
「さて、物語を始めよう。異端も虚像を混ざり込んで、亡くしたものを語り尽くそう。なぁ、流星」
続いてがんばります!!