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プロローグ

はじめまして!akiaです!はじめての投稿で緊張していますが、生暖かい目で見てくれると嬉しいです。

 がらんとした部室、少しホコリが舞っているのだろうか。光が反射して美しい。

あぁ窓からさす夕日が眠りへといざなう。なんと素晴らしい放課後の時間だろうか!

「ねぇ!ちょっと聞いてんの?何度も言うけどこの部活の部長は今からワイだからね!」

ーーーこいつさえいなければの話だが…

                  ・・・

ここは私立鳳篤(ほうとく)高等学校。部活に命をかけている部活校である。そのため多くの部活が存在し、結構部活自体を作ることも簡単だ。しかし廃部になるのもまた簡単。今まで意気揚々と部活を立ち上げては廃部寸前で生徒会長に泣きつく人達を見てきた。そしてその役がついにこの部活にも回ってきたのだ。そうつまり!今この部活は廃部寸前なのだ!だから部活を存続させるためにこの部長たる俺が直々に部員を募りやっとのことで後輩部員を一人獲得して今があるわけだが!

「聞いてないようだし、黙りは肯定ってことでワイが今から部長ね!」

確実に人選ミスった!こんなんだったらもっと部員募集粘っときゃよかった!

「あのー。一応部長はぼk」

「さぁ、この部活は何をする部活なのかしら部員A」

この野郎!無視しやがった!?これでも先輩と後輩の関係だぞ!?

「あ、そうそう。お互いまだ名乗ってなかったわね。ワイの名前は木村あかねよ!あなたは?」

てかそのワイとかいう一人称なんだよ!?

「えっと、僕は長島隆朋(ながしまたかとも)…です。よろs」

「そう。よろしく!」

…もうええわ。

「あのぉ〜。そのワイっていう一人称?最近の流行りですか?」

ガチで気になってしょうがないので聞いてみた。

「なに?知らないの時代遅れね。超可愛い一人称でしょ?2ch?っていうファッションサイトで聞いたら親切に教えてくれたわ!。あなた情弱ね!」

あの訳ありな奴らしかいない自宅警備員のたまり場サイトをファッションサイトと履き違えるようなやつにだけには言われたくない!しょうがない。現実を見せてあげよう。

おもむろにポケットからスマホを取り出し、言葉の意味を見せた。

「ん?何よこれ。    …へ?」

どんどんとあかねのかおが真っ赤になっていく。それこそ茜空のごとく赤くなっていった。

そりゃそうだろう。今まで自分の一人称が限界オタクだなんてわかったら誰でも死にたくなる。…ちょっとこのあとの第一声が気になるな。

「コ、コホン。じゃあ次回から部活でやることを考えていくわよ。」

ないことにしやがった!自分の醜態を存在しないことにしやがった!

「流石に無理あるだろ!w …あ。やべっ」

少し口が滑った途端、あかねが鬼みたいな形相で僕を睨みつけた。

「何よ!わたしが少し間違えたぐらいで指摘してくるなんてだから部員が一人もいない陰キャなのよ!」

うっ!それを突かれるとこっちが不利になる。ここは無視を決め込もう。

「そんなことよりお前はこの部活が何をする部活かわかってるのか?」

あかねの口撃をギリギリで回避しつつ俺はこいつが本当にここの部活動の内容を理解しているのか確認するために聞いた。

「あぁ!今無視したわね!つまりそれは肯定と受け取っていいのね!あなたは、陰キャよ!」

こいつ絶対どっかで泣かす。

一通り煽り続けたあかねは勝ち誇った顔で続けた。

「部活の内容でしょ?そんなの忘れてるわけ無いでしょ? えぇ〜と…。あ、あれでしょ?2chの歴史についてでしょ?」

こいつ、さっきのワイの件をまだ引きずってんな。そのせいで見当外れも甚だしい勘違いをしていやがる。

「なに意味のわからないことを言ってるんだ?ここは日々様々な悩みを抱えている生徒のみんなの悩みを聞いてできる限りその悩みを解消してあげる部活だよ。」

俺は哀れみを含んだ声で説明した。

すると彼女は取り繕ったドヤ顔で言った。

「もちろん知ってたわよ!これはそう、あなたが忘れていないか確かめるためにあなたを試したのよ!」

「なんでこの部活を立ち上げて部長をやってる俺が部活の趣旨を忘れてることになるんだよ!?」

「うっさいわね!何事も初心は忘れてはいけないっていうでしょ!?」

それを言うには無理がありすぎだろ…

「まぁいいわ。でもなんでそんな部活が廃部寸前なのよ?悩みを解決せずとも聞いてほしいだけって人もいるだろうし。」

ふっ、と俺は哀愁を込めた笑いと目線をあかねに向けた。

「な、何よ」

「初めは人が結構来てたんだよ。悩みの内容も友達からの誕プレのキーホルダーを失くしただとか、最近授業が難しくて大変だから教えてほしいだとか、具体的で解決のできるものが多かったんだよ。けど…」

「けど何よ、勿体ぶらずに言いなさいよ。」

「ある日突然「友達と喧嘩した。仲直りしたい。」っていう悩みが来たんだ。今までとは違って曖昧で難しい相談だった。だからこっそり部員たちで色々調査したんだ。まぁその喧嘩の内情が結構ドロドロしててさ、これ以上関わりたくないって言ってリタイアする部員もでるし、結局悩みの依頼も達成できずそれ以来相談しに来る人も減っていってこの通りだよ。」

「そ、そうだったの。なんかその〜、大変だったのね。」

俺がこの部の現状を話すとあかねは気まずそうな声で同情した。

「とりあえずこの部の実態は理解したわ。そうね、ひとまず心機一転部活の名前を変えてみたら?」

なるほど、名前を変えるか…。

「いいなそれ、親しみやすい名前とかなら今まで以上に人が来るかもしれないし。」

そう賛同すると、あかねはニヤリと笑った。

「やっと私の意見が理解できるようになってきたのね!それじゃあ新たな部活の名前だけど…」

「何だよ、勿体ぶらずに言えよ。」

さっきまで意気揚々と喋っていたあかねが急に黙り込んだ。

「…も……ない。」

「え?」

「おもいつかない!」

「はぁ〜!」

やっぱり人選ミスったかもしれない。


この小説高1男子数人で作っています。なので色々ネタとか性癖とかゴッチャになってるので色々アドバイスがほしいです!

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