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第三十七話「強制フラグは、折られる為に」

 この空が、青空ならばきっと綺麗だっただろうな。

 そんなことを思いながら、私はフォスフォレッセンスの雨を見ながら、ボウっと一人の夜を過ごした。


 何となくの考え事は浮かぶものの、あまり形にならない。それに、今の状況について考える事は、もう既に多くはない。というよりも、考えたい事についての欠片が、足りていなかった。

 マイロが知っていた私達についての情報、それが何処から漏れたかを知りたかった。私はこの世界にとっての明らかな異分子だ。だからこそ世界に干渉されず自由に動けたのだ。

 一時的にレイジニアという役柄に精神を奪われかけたにしても、私自身がその役割を完全に捨て去る事によって、それからは世界に干渉されるような事は一度も起きていない。

 それは、私がフラグを折った面々もそうだ。クロやウェヌもそう。だからこそ情報が漏れているという事についての疑問が募った。

 

――誰かが裏切った? でも、そんな理由なんて無い。無い……はず。


 その答えを知っているマイロは死んだ。私がこの手で殺した。

 早計かもしれないけれど、あの場で彼を対処しなければ禁呪によって魔物化する人間が増えていたかもしれない。まさか自国にそんな事をさせるとは思えないが、大勢の民に禁呪をかけていたと言っていた以上、雨の届かない屋内で燻っている人がいられたら大問題だ。

 

 そんな理由もあったけれど、別の理由として、仲間達へ無事を知らせる合図のような物としても考えていた。

 私が今仲間達と一緒にいられないにしろ、この雨の色を見たならば、少なくとも仲間達はこの状況について理解出来るはずだ。

 かなりの広範囲、それにそこそこ長い間、雨を降らした。おそらくは街から離れているブラウンにも、街の上に降りしきっている青い雨が見えた事だろう。

 ただ、これだけの事をしでかしたのは、レイジニアという身体を借りてから初めてだったし、記憶の中でも、これだけの魔法を使ったレイジニアはいなかった。

 だからこその強い疲弊。それでも、私は明け方頃には疲れた身体を起き上がらせて、歩き始めた。


――方向は、煙の方。

 太陽が見える頃になってから、私は雨に打たれながら街中を駆け回っている兵士達に紛れ、姿隠しの魔法を使ってから元自宅へと戻った。犯人は犯行現場に戻るというけれど、その理由が少しだけ分かった気がする。

 それに、これは朝にならないと出来ないだろうことでもあった。

 マイロの死を、この目で確認しなければ、安心出来なかった。


 私は黒焦げになって崩れ落ちたブランディ家の跡地で、たった一人の焼け焦げた死骸を探す事に、数時間を要して、やっと彼の遺体を見つけた。

「人を殺して安心する、か」

 黒焦げで形だけが残ったソレを見て、少しだけ安心した自分が、嫌だった。


 疲労は募るばかりだったけれど、少なくとも大きな障害を取り除けた事にホッとする。

 マイロに情報が漏れていた事だけは本当に気がかりだったけれど、今はアポロ王子の到着を待って、やるべき事をするしかない。

 

 婚姻の予定日は、今日だ。

 朝から数時間かけてマイロの遺体を探していたから、太陽はもう高く登っている。どの時間に婚姻が行われるように決められたかは分からないけれど、少なくとも今日を乗り切ればまた一つ、状況は世界が創ったシナリオではなく、私達が自由に創る事の出来る未来へと繋がるはずだ。


 少しだけ、息を整えて、私はノア先生の元へと向かう。

 とりあえず様子を見ない事には始まらない。フローラに禁呪にかかった人間を捕らえるという情報を魔法で埋め込んだのは良いにしても、普通に兵士が襲ってきたとして、その対応が出来ているかまでは自信が無い。夜中のうちに一度様子を見に行った時は無事に非難出来ていたようなので安心していたが、改めて様子を見に行く。

「ノア先生、そちらの状態は?」

 研究所跡の瓦礫の上で、太陽に向かって服を乾かしているノア先生に声をかける。

 ブランディ家の人間達もいたが、そちらへの視線は逸らした。

「焦ったよ。兵士はともかく、ブランディ家の人達をこっちに寄越して来るなんて、一度は全員拘束の身だったんだよ?」

 そういえば、フローラの基本的な行動として、私とノア先生以外は拘束しようとする事を忘れていた。

 ブランディ家の人達と、ノア先生には少し悪い事をした。

 けれどまぁ、ブランディ家の人達の中でも数人はそのくらいの罰が当たってもいいかなぁなんて思えるあたり、やっぱり私も人が悪いなと思った。

「すみません。そうでしたね……では改良を?」

「そうだね、情報としては匂いを覚えさせるだけで良いから、一人ずつ髪の毛を貰えば済んだよ。人こそ多かったけどね」

 そう言って、ノア先生は相変わらず苦笑する。

「それは……申し訳ないです。本家もまぁ、あんなにしちゃったので。研究室の件はもう少し待っていてもらえると。必ず何とかしますので……」

「大丈夫さ、この命、生かしてもらったしね。僕も、此処にいる皆も。お疲れ様、ニアさん」

 その言葉が、暖かかった。

 それは、純粋に彼の心根から来るものだと思えば、やはりありがたかった。

 主人公に向ける優しさではなく、一人の、私という人間に向けた優しさなのが分かったからこそ、好意という意味ではなく、嬉しくもあった。

「ありがとうございます、先生。では皆さんの事、お任せします。あと、一つだけフローラに魔法を施しても構いませんか?」

 私を信用してくれているのだろう。コクリと頷いたノア先生を見て、私は緑色の大木のようにも見える大きな彼女の元の、顔あたりへと浮かび上がった。とはいえ、何処が顔かなんて事は分からないのだけれど。

「お疲れ様、皆をありがとね。フローラ」

 その言葉に揺れるツタ、おそらく、彼女には小さくとも意思が存在する。

「ん、ごめんね。ちょっとだけ我慢して」

 そう呟いて、私は彼女の精神に介入した上で、感知魔法をかける。

 内容は『周りにいる者達への悪意の感知と、その悪意の拘束』だ。

 

 疲れのせいか、彼女の状態を忘れてブランディ家の人を送ったお詫びとも言えるかもしれない。

 これからの彼女の行動原理には、悪意を持って近づく物への拘束という物が追加される。

 それによって、おそらくは安全な植物として認知される事だろう。これは私としても、何より彼女を生み出したノア先生にとっても望むべき事だ。私達にとっては、フローラもまた仲間の一人なのだから。


「彼女と話して来ました。これで悪意の無い人間に危害は加えないはずです」

「痛み入るよ。これで彼女を怖がる人も減るはずだ」

 彼はフローラを誇らしげに見上げて静かに微笑んでから、その笑みをこちらに向ける。

「では改めて、私は行きますね。ノア先生、皆を頼みます」

「ああ、行ってらっしゃい。僕はまぁ、彼女と一緒に、君が守った物を守るさ」

 私は彼のその言葉にしっかりと頷いてから、ノア先生と別れてスラム街へと向かった。


 入口は、何処か閑散としていた。情報通の男もいない。

 もしかすると、彼が各々家に籠もるように声掛けでもしてくれたのかもしれない。


――丁度良い、頃合いなのかもな。

 時間は夕暮れ時、婚姻の儀が夜に行われるという事は無いだろう。

 越えるべきは『今日』という時間のはず。

 であれば、私が成したい事を決行するべきは、このタイミングなのかもしれない。

「姐さん!」

 ジェスを探しながら、クロとウェヌのいる奴隷市場に向かっていると、後ろから声を掛けられる。

 流石に、その声には聞き覚えがあった。わざわざ私を見つけて追いかけて来たというところなのだろう。

「あら、貴方……昨日ぶりね」

「へへ、姐さんも好きですね。もう何かご入用で? 昨日よりも随分とお疲れのご様子ですが」

 デリカシーはあまり無いみたいだけれど、この際もうあまりそういう事は気にしない事にした。

「まぁ、私も色々と楽じゃないのよ。ところで、スラムの人払いをしたのは貴方?」

「そうでさぁ。何せ王国魔法使い様の助言と来ちゃあ、言わんわけにも行かんでしょう。昨日のあの妙ちくりんな雨もあってか、大方の輩は家で震えてましたよ」

 妙ちくりんな雨かぁと思いつつも、私は改めてポケットに手を入れる。

 情報通の彼の目が、金好きの目に変わるのを感じた。

「そう来ると思ってやした。また、何かするんで?」

 私がポケットから金品を取り出す前に、既に仕事の話をしようとしているあたり、ちゃっかりしている。その根性を別の物に使えば良いものを。

 ただ、一市民の彼の人生を強引に変えさせるのも、違う。私が仲間達の人生を、フラグを壊して来たのは、変化こそし続けても、目的があったからだ。

 だけれど、此処で彼の人生を無理に歪めるのは、本当の我が儘でしかない。

 だからこそ私はもう彼の生き方については何も言わずに、ポケットからいくばくかの金品を取り出して、彼に握らせた。

「まぁ、今日は私が情報通なんだけれどね。貴方はどうやら此処らへんで顔が利くようだし、お願い事があるのよ」

「へぇ……情報ですか。それはまた、王国故のってやつですかい?」

 彼はやや楽しげに私の話の続きを待っている。決して昨日の話も、今日の話も楽しい話では無いのだけれど、まぁ元々そういう気質の人なのだろう。実際、禁呪がどうのこうの、マイロがどうのこうのと昨日話したけれど、実際のマイロはもうこの世にはいないわけで。

 そういう事は伝えるだけ野暮だから言わないけれど、昨日の話についても、結果論だけ言えば、市民からすると後味の悪い新聞記事になるような話なのだ。

「そうそう。王国故のってやつ」

 私はそんな彼を見て、笑いながら適当に受け答えをする。


「今日ね、スラムの奴隷市場と、違法商売の店が全部灰になるから、貴方の知る限り良心のある人に、早めに逃げるよう教えておいてくれる?」

「全部灰……はい?」

「えぇ、灰」


 ポカンとした彼の顔を見て、笑っていた顔を真面目な顔に戻して、手からポッと火の玉を出す。

「いい加減、人身売買だの危ない薬だのを見逃すのは辞めにするって事でね。スラムの悪人はある程度懲らしめてあげようって事になったのよ」

 なったというか『した』が正解なのだけれど、とりあえず国の政策ということにしておいた。

「そ、ソイツはまたとんでもない情報を……」

 そう言って冷や汗をかいている彼に、私は手を出すように言って、改めてその手に、数十人は食べていける程度の高級そうな金品を渡す。

「さ、流石にこんなには貰えないですぜ姐さん……」

「でしょうね。その良心があってホッとした。それらはまぁ、このスラムにいざるを得なかった人に、渡してあげて? そう、その良心がちゃんと働くのならね」

 途端、彼の顔が真面目になって、私の目を見る。

「ってえことは、間違いなくって事なんですね。姐さん。しかしいくら政策とはいえ、こんな掃き溜めにいる人間に施しまで与えるもんなんですかね?」

「それはまぁ、国じゃあなくって私の気まぐれ。だって住処を勝手に焼かれたりするのって、嫌じゃない?」

 言ってて溜息が出そうになった。私は自分の住処も、親友の住処も焼いている。

「痛み入りやす……どのくらいで実行に移るんです?」

「そうね……今から数時間後、夜が更けてから朝にかけてってとこかしら。だからその間に、お願い出来る?」

 この男の、良心に賭けてみようと少しだけ思った。

 あくまで、気まぐれでもある。だけれどその実、炙り出しの一つでもあった。情報が漏れる可能性があるとすれば、意外とこういうところからだと思っていたからだ。

 もしくは、最後に仲間が全員揃ったあの場にいた兵士から漏れるかのどちらか。

 

 とりあえずは、この男の良心に期待しながらも、その線でカマを掛けてみることにした。

 ポケットの金品はもう七割程度使ってしまったけれど、残りは私の判断とクロの記憶を頼りに、何とかしてあげればいいだろう。私が今使うべきお金は、大体こんなところだ。


 全てが終わった後の事は、それから考えたらいい。

 まずは眼の前にある、この国に存在する大きな問題の解決と、それに伴う『今日』という日の突破だ。


 情報通の男にジェスの居場所を聞いて、彼がいるらしい宿に付くと、どうやら彼は部屋ではなく広間で待機していたらしく、こちらに気づいてすぐに駆け寄って来た。

「ニア殿、ご無事でしたか……! あの雨は……」

「えぇ、何とかね。……マイロを、黒焦げにしてきたわ」

 その言葉にジェスは少しだけ困ったような顔をしてから、一言「申し訳ない」と零した。

「何よ。アイツと貴方に因縁なんて無いでしょう? 禁呪と対峙したのは私、それに私だからこそ勝てたのよ。きっとね……」

 彼が言いたい事は分かる。私は今まで、人死にを避けて通ってきたのだ。だけれどジェスのような騎士であれば、悪人を手に掛けた事くらいはあるだろう。

 そう考えた時に、マイロという人間を殺すべきは、自分でありたいとでも思ったのだろう。

「それよりも、こちらの状況はどう?」

「動きは、ありませんね。定期的に確認しに行っているので怪訝そうな顔こそされますが、未だ何かされている様子は無いようです。買い戻しを偽って、今朝も面会もしています。お二人とも元気そうでしたよ、今のニア殿の顔色の方が、心配になります」

 どうやら、私の疲労は思ったよりもしっかり顔に出ているようだ。情報通の男にも言われたが、ジェスにまで指摘されてしまった。

「そんなにひどいかしら?」

「はい、少しでもお休みになられた方が良いかと……婚姻は今日の予定でしたよね? であればこのまま今日をこの場で終えられたならば」

 ジェスも、しっかりと状況を理解してくれているようだ。だけれど、どこかしらから情報が漏れている可能性がある以上、世界が強制的に立ててきた『婚姻』というイベントフラグを折るのと同時に、やることはさっさと進めなければいけない。

 スラムは世界の死角外という私の考えも、正確さに欠いてきた気がして、焦りを覚え始めていた。

 全て落ち着いてからどうにかするという事も考えなかったわけではないけれど、タイミングとしては此処だろうと思った。何故なら、世界から見たこのスラムは死角でも、普通の兵士達からすれば普通に存在する国の一部だ。

 私達を探す事に注力している兵士達の気を逸らし、移動するという点に於いても、このタイミングでひと暴れするのは悪くないはず。

 そうして行くべきは、もう事が終わったと思われているノア先生の元だ。


「確かに疲れてはいるけれど、まだひと頑張りしなきゃ。私とウェヌの婚姻の予定が今日だとするなら、今夜スラムの悪徳商人達を懲らしめて、ウェヌとクロと一緒にノア先生……っと、ジェスは知り合いじゃなかったわね。私とフォスフォレッセンスを作った植物学者の所へ動こうと思っているのだけれど、どう?」

「確かに、混乱を生むという意味でも悪い手ではありませんが。私がこの二日で知る限りでも、このスラムの腐敗はだいぶ進んでいるようです。全ての悪人をどうにかするまでに、兵士が駆けつけてしまうかと」

 それは尤もだった。だから、私は彼女との約束を第一に動く事に決める。

「とりあえずは、奴隷市場の解放ね。あそこの受付嬢とはもう顔見知りよね?」

「えぇ……何故か何度も食事に誘われました」

 これがイケメンの特権か。それにしてもあの受付嬢、良い根性しているな。仮にも彼はこの世界の主人公の伴侶に成りえた人なのに。

「はぁ、じゃあまぁ。先に行って事情を話してきてくれる?」

 そう言って、私はポケットから残っている金品の殆どをジェスに渡した。

 要は、私は結局、人間嫌いだった癖に。今は人の良心を信じてしまっているのだ。

 それが妙に皮肉、思わず一人で笑ってしまった。

「これは……彼女を買収、ですか?」

「もう、鈍いわねぇ。貴方の声色からもあの受付嬢が悪い人じゃないだろうことは分かるわよ。買収じゃなくて連れ出してもらうの、奴隷の子達を」

 やはり鈍いのは相変わらずか、と思いながらも。この場は私よりもイケメンである彼にお願いした方が成功率は高いだろう。

「それで、ジェスは上手く受付嬢を口説き落として、市場の中で絡んで来る悪いヤツを軽くのしてから、一緒にノア先生の所まで誘導してもらって良い? アポロ王子も、街中にあんなおっきな植物が生えていたら、きっと気づいて来てくれる……といいけれど」

「ではニア殿は……? その後お一人で大丈夫ですか?」

 彼のその言葉に、私は首を降る。

「一人じゃないから、大丈夫。さ、世界に定められた『今日』が終わるまで後数時間、やったりましょ」

 あえてフランクに、ジェスに笑いかけて、彼を奴隷市場へと送り出した。

 

 世界に無理やり立てられた。『婚姻』という名前の強制フラグ。

 やはり、最初から世界と私の戦いだったように思える。

 だって結局、恋愛フラグを折った所で、世界はそこかしこに、面倒なイベントフラグを立ててくるのだから。


 それに、いつの間にかウェヌを中心とせずに、私まで巻き込まれ始めている。

 だから尚更、そんなフラグは折ってやろうと、ジェスが受付嬢を口説いているであろう数分間を休憩の時間にしてから、私は立ち上がる。

「気分は十連勤目ってとこかな、でも人間って不思議ね。それでもそのうち休みがあるって考えたら、もう少しだけ、もう少しだけって頑張れるんだから」

 そんな、今よりももう少し歳を取っていて、体力も失せていた頃の、現実の自分を思い出しながら、それでも良く考えたらそこそこブラックな感じに私の頭は教育されているんじゃないか? なんて思ってまた一人、笑った。


 この『スラム街強襲』というイベントフラグを立てたのは、紛れもない私達だ。

 フラグとフラグのぶつかり合い。フラグを立てられるのは、世界だけじゃあない。

 世界が創り出した『私とウェヌの婚姻』という『今日』に括り付けられた強制フラグは、盛大に折りに行こう。

 そうして、私達が立てたイベントフラグもまた、世界に折られない事を祈りながら、来るべき明日を願って、私はざわめきが聞こえ始めた奴隷市場の中に入った。

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