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隣の席の美少女はネコミミでした。



 僕の隣の席に座る新田雪葉さんは、校内で有名な美少女だ。



 艶やかなショートの銀髪。うるりとした空色の瞳。色白の肌。同じ人間とは思えないほどに、パーツひとつひとつが美しくて。

 そのうえ、成績優秀で、スポーツ万能。気さくで、誰とでも仲良くなれるもんだから、みんなに好かれてて。いつも、輪の中心にいる人だった。



 そんなある日のこと。


 僕は、見てはいけないものを見てしまった…



 それは、数学の小テストの時間のこと。

 テストを解き終えて、何気なく新田さんの席の方を見たら。


 コロ…コロン…コロコロ…


 新田さんがちょいちょいと机の上の消しゴムを手で転がして遊んでいたのだ。


 問題を解き終えて暇なのかな?へえ、ちょっと変わった人なんだな…


 そう思いながら、何となくその新田さんの行動を横目でちらちらと見ていた。


 すると、だんだん消しゴムを転がす手が激しくなり、机の上の小テストをくしゃくしゃにしながら夢中になって消しゴムを転がしていた。



 瞬間。



 ピョコン!!



 新田さんの頭の上に、ふたつの白い猫の耳のようなものが生えた。


 !!!!!????


 驚きながらも、今はテスト中だからと冷静に思い、声をあげずに新田さんの白くてぴこぴことした耳を見ていたら。


 くるり。




 新田さんと、目があった。




実は、某所に応募用として書いたやつだったりする(笑)

猫の日らしいので、載せる~。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ぼ、某所へは!? ピコン! ──まだ、なのですね?……汗m(_ _)m つ、続きが気になります。
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