表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社長!366日有給はやりすぎです  作者: 上畑マーケット
1/4

電話

※作者は社会人ではなく学生だということをご理解の上、読んでいただけると幸いです。


朝日がオフィスを包み、新しい一日を告げる。

窓の外からはトラックなど活動的な音が聞こえ

人はため息とともに仕事を始める。


電話が鳴る

午前中で寝ぼけていたと思う。

私は電話を取ってしまった

「魔法社トナリンのハタラキです」


社内にため息が溢れた


「はい、分かりました。魔法書100冊、明日の午前中までに配達で了解いたしました。」

ガチャリと電話を置くと


私のもとに社長が来た。

「ハタラキ君、何べん行ったら分かるのかね,,」


どこに売っているのか分からない子供用のスーツを着た

身長は130くらいであろうか

赤いほっぺに油性マジックで書いたヒゲを生やし

フグのような顔で怒鳴った。


「電話に出るのは4年に一回って入社式の日に行っただろうが」

社長の目からは大粒の涙がこぼれる


「お前のせいで、働かなきゃいけないじゃないか。今日は昼からぺリキュアショーに行く予定だったんだぞ」


社内のナイフのように鋭い視線が私の頭を突き刺した


「社長ごべんなざい」

私も何をしていいのか分からず大泣きした


社内は朝から大にぎやかだ






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ