表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
期待ハズレの物語  作者: 梅屋卓美
5/12

~少年期 stand by me 前編 ~

例の事件から数日。


俺と姉ちゃんは、出島村立美並小学校入学。


やはり内向的な俺は輪に加われなかった。


通学班でも一番後ろを歩ってたし、みんな髪は短髪なのに俺だけ長髪で、クラスでも浮きまくってた。


そんな事、大人んなった今でも変わんねぇけど。


しかし、やっぱり家から学校までの通学は、果てしなく遠く、子供の足にはキツかったが、徐々に順応してく。


学校では好奇の目で見られ、転校生とゆう事でからかわれた。当時の田舎に転校した事ある人ならわかると思うが、とにかく排他的土地柄からなのか98%の確率でイジメのターゲットにされる。特に男は。


元々が小柄で骨細体型な上、女子のようなオカッパチックな長髪。おまけに内気とくればイジメられ要素の塊である。


俺もイジメられていたのかもしれない。しかし子供の頃からボーっとし、マイペースな俺は気づかなかっただけかも。


なかなか友達が出来なかったりしても全然寂しくなんかなかった。



だって俺には家族がいたから。



今のガキは世にスネ、何でも人のせい。


親、学校、友達、社会。


全て人が悪い。


挙げ句、自傷行為をし、『可哀想な自分アピール』を展開する。




・・・・・・。




あんま甘えんな。


かつては俺もそんな若者だったかもしれない。


しかし・・・・・・


知恵と工夫で乗りきって、自分の殻を破って自身を変えなきゃ何も変わらない。


甘えてワガママを言える親がいて、学校があって、友達がいて、社会がある。スゴく贅沢な悩みで、世の中この全てがなく、食う事すらままならず、餓死してしまう人間だって今の現代日本にも沢山いるのだ。



まずは日々生きてる事に感謝だろ?



何処かで自分が変わらなきゃ、一生負け犬だ。



そんなヤツらがネット社会の現代で、SNSやインターネット生放送でエラソーに持論を展開しても説得力に欠け、アホの極みである。




本当の空腹を味わった事があるのかい?


本当の貧乏を味わった事があるのかい?


本当の暴力を味わった事があるのかい?


死の直前まで追い詰められた事があるのかい?



・・・・・・・・。



話が脱線したので戻そう。





そんなこんなで俺は小学校に通っていた。



小学校一年生の休み時間。



クラスのみんなでサッカーをやってた。


勿論ルールなど分からず、ただ玉を蹴ってゴールに入れればいいとの簡単ルールだ。


小学生のサッカーなどそんなモンだろう。


しかし、



俺にボールが回って来て、キャプテン翼バリのドリブルを駆使してやろうと思ったその時!



ドカン!



と、俺は突飛ばされた。


俺を突飛ばしたのは・・・・・・



クラスの番長的な存在の浩二である!



これは俺も納得がいかなかったので断固抗議した!


しかし浩二は、


「もういいよ!オメェなんか仲間入れてやんねぇから」



・・・・・・。



俺の中の癇癪玉が爆発する!



すかさず俺は浩二の腹に助走つきのケリを3発お見舞いした!


「ぐわぁ、クソがぁ!殺してやるぅぅう」


と浩二は叫びながら俺の長髪を掴み、膝ゲリをやはり3発くれてきた!

鼻血が飛び散る!そして浩二は、


「3発は3発だかんな!」


との持論を展開した!


やはり許せない!


俺は浩二の胸ぐらを掴み、握りしめた拳を鼻に2発叩きつけた!


浩二も鼻血を吹き出す!


あとはお互い馬乗りになったり、引き摺ったりの子供の喧嘩だ!


クラスのみんなは怖くて震えてる。


校舎の2階から、この状況を発見した姉ちゃんと浩二の兄貴が、すかさず飛んできて俺と浩二を止める!



そこで先公も出て来て喧嘩終了。



そのあとは職員室で「仲良くしなさい」的な事を言われ教室に帰された。


教室までの廊下で浩二は、


「お前、オカマみてぇな頭してんのに強ぇな」


と賛美してきたが一言余計だ。


「オカマじゃねぇよ。また泣かすゾ」


と返す俺。



そして仲良くなった。


出島に越して来て、初めて出来た友達だ。


今じゃ親も出て来て大問題に発展するほどの、流血沙汰の喧嘩も当時は日常茶飯事。



そんな事より、俺は浩二とゆう友達が出来た事に心底嬉しかったんだ。


コイツとはずっと長い付き合いになる。




次回は浩二との友情ヒストリー!



二個の癇癪玉が爆発する!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ