プロローグ
第二章スタートです。
亜莉亜、十歳です。
一番大切な物と一番愛する物、どちらか1つだけ選べと言われたら、あなたはどちらを選びますか?
3年の歳月が立ち、私は10歳になっていた。
シュン様とリグラーは相変わらずこちらの世界にいた。
一度だけ、「帰らないの?」と聞いたら「亜莉亜だけおいて帰れない。」、「同じくです。」とただ真面目に返された。
そんなある日、学校から帰っているどシュン様が迎えに来てくれた。
「シュン様、どうかしたの?」
「ん? 話したいことがあるから家に着いたらいう。夕汰も来て。」
「……わかった。」
……一体、何があるのかしら?
「みんな集まったな。……俺達の世界、アルカティアに遊びに来ないか?」
シュン様のその言葉に一番食らい付いたのはお母さんだった。
「まぁ! つまり、異世界に行けるということね!シュンさん、そういうことでしょう!?」
「母さん、お、落ち着きなさい。」
そんなお母さんをなだめたのはお父さんだった。
……さすが一家の大黒柱。やるね。
「それで、亜莉亜様はどうお考えなのですか?」
リグラーが真っ直ぐ私を見つめて言う。
「私は……行く。行きたい!!」
そんなわけで私が元いた世界、アルカティアに行くことになった。
ただ、私はアルカティアでも奮闘することになるとは夢にも思わなかった。
短くてすみません。(´д`|||)全然書く時間がないのです。
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