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キャラクター作成

GM:今日からソード・ワールド2.0の新規キャンペーン始めるよー。よろしく。

一同:よろしくお願いします!

PL1:なんだっけ?ディルフラムで蛮族プレイするんだっけ?

PL2:『ディルフラム博物誌』まだ読み途中なんですよね。データだけはざっと目を通しましたが。

GM:蛮族上等ではあるけど、ディルフラムじゃないよ。場所は……カルゾラル高原です!

PL1:あー、GM好きだもんね、カルゾラル。

PL3:てことは、魔動天使使っていいんですか?

GM:別に魔動天使はカルゾラルの特産品ってわけじゃないけど……なしでお願いします。


 『カルゾラルの魔動天使』、ソード・ワールド2.0のシナリオ型サプリの中でも、個人的に最高のストーリーだと思っていたり。オススメです。


PL3:うい。まあ、言ってみただけです(笑)

GM:舞台がカルゾラルなのは、一番なんでもありにしやすい場所ってことで。大陸の中央部だしね。

PL4:流派とか特産品とかありありってことかな?

GM:加えてアルケミストの制限なしもだね。カルゾラルの蛮族は魔動機術に加え、錬金術も取り入れているらしいから。

PL1:そういえばそんな記述があったような。てか、大陸の中央ったって、根本的に範囲がクソ広いからいろいろと無理がないか?

GM:気にするな!あるデータは使いたいじゃろ?

PL2:ぜひぜひ(笑)ディルフラムのデータも早速使いたいです。

PL5:一部の蛮族は〈フルムーンポーション〉があるかないかで全然違ってきますしね。

PL1:あれ非売品じゃないのが謎だよな、人族には何の役にもたたないのに。ディルフラムに輸出してるんじゃ……


 日光による悪影響を無効化し、さらに満月の下にいる効果を得ることのできるすごいアイテムである。効果からしてライカンスロープがかかわっているのはほぼ間違いないが……?


GM:そこを詮索してはいけない(笑)まあ、カルゾラルには輸出されているわけだが。よし、キャンペーンの説明をするぞ。カルゾラル高原は1000近い藩王たちによって分割統治されているのは、みんな知っていると思う。いいかな?

一同:いいとも!

PL1:まあ統治といえるか怪しい部分があるが(笑)

GM:まあね。で、今回は君たちの中から一人、藩王になってもらいます。

一同:おおー!

GM:いい反応をどうも。ま、PCがトップなら人蛮混合もやりやすいしね。

PL5:なるほど。それではキャンペーンのラストはカルゾラル統一ですか。

GM:遠すぎぃ!いやまあ、どこまで行くかはわからないけどね。とりあえず、まずはご近所統一あたりでお願いします。

PL2:カルゾラルは公式でもぶっちぎりの魔境ですしねぇ。

PL1:それにしても、ご近所統一って、響きがしょぼすぎるぞ。それで、藩王をやるってことはそこそこのレベルでスタートするのかな?

PL2:藩王で一番下の方だとノーマルトロールくらいでしたか?

PL4:最低でも6レベル以上?

GM:えーと、今回はね、ちょっと特殊なレギュレーションで作ってもらいます。具体的には、まずPCのうち一人はドレイクナイトかバジリスクで作ってほしい。

PL3:藩王はドレイクかバジリスクと。

GM:うむ、せっかくだしね。それでそのPCのみ経験点44000点で作ってもらい、他のPCは34000点で作ってもらいます。

PL1:あれか。差の1万点はフィジカルマスター用か。

GM:強制はしないけどね(笑)ああ、でもレベルは9以下にして欲しいかな。

PL2:能力値の成長や所持金なんかは、ルルブの通りですね?

GM:だね。使用サプリとか特に限定する気はないけど、一応それぞれ聞いてくださいな。

PL2:種族や信仰も制限なしですか?

GM:さっきも言ったけど魔動天使はなしで。後コボルドも。信仰は通常のPC向け以外はダルクレムくらいにして欲しいかな。それ以外は非推奨。

PL4:むしろダルクレム使っていいんだ。

GM:蛮族だしね!ちなみに名誉点の人族蛮族の区別はやりません。流派も区別しないよ。面倒だし(ボソ)

PL3:こっちもその方が楽でいいです(笑)

GM:PCの立場やお互いの関係とかは適当にすり合わせてくれ。できれば最初からまとまってくれているとありがたいなあ、などと思ってますが。

PL1:まあいつものように、だな(笑)

PL5:舞台が舞台なだけに、最初バラバラだと合流が大変そうですしね。

GM:うむ。とりあえずこれくらいかな?質問相談があれば適宜答えます。では、作成にとりかかってくれ!

一同:おー!


 慣れたプレイヤーさんばかりの場合のみ許される分投げスタイル。サプリの数も非常に多くなり、取捨選択を説明するのも地味に面倒に……


 ◇シスコン藩王、レアンドル・ロートレック◇


GM:だいたい終わった感じかな?

PL4:うーん。消耗品とか開始してから買う余裕ある?

GM:基本的なアイテムは買えるよー。

PL4:なら大丈夫かな。

PL1:だな。キャラ紹介は藩王様からがいいかな?

GM:それがいいかな。誰がやることになったの?

PL3:私です。えー、コホン……我が名は”双翼を断ちし”レアンドル・ロートレック。偉大なるロートレック家の当主である!

GM:偉大なんだ(笑)種族はどっちにしたの?

PL3→レアン:ドレイクナイトだ。せっかく多めに経験点もらったんで、変身前も変身後も戦えるようにしてみたかったんでな。

PL1:バジリスクは変身するとおバカになっちゃうからなー。

レアン:ふっ、やはりドレイクこそがバルバロスの王たる種族ということだな。技能構成はいわゆるドレイクっぽいイメージにしてみた。


キャラクターデータ

レアンドル・ロートレック ドレイク(ナイト) 33歳 男

器用度:19(+3) 敏捷度:18(+3)

筋力:24+2(+4) 生命力:29(+4)

知力:35+1(+6) 精神力:18(+3)

HP:101+2 MP:39+2 穢れ:4

冒険者技能:

フィジカルマスター9、ファイター7、コンジャラー7、エンハンサー2、セージ1

一般技能:

ノーブル5

戦闘特技:

魔法拡大/数、魔力撃、頑強、超頑強、魔力撃強化、タフネス

魔装:

アイテム収納、生来武器強化A、部位強化、部位耐久増強、渾身攻撃、生来武器強化S、部位耐久超増強、部位超強化、練技使用

練技:

キャッツアイ、ビートルスキン

流派/ライロック魔刃術:

魔光壁

武器:

ライロックソード(OM+3)

防具:

ボーンベスト(専用、脱ぎ捨て加工)、スパイクシールド

装飾品:

 頭 :

 顔 :

 耳 :数多の蝙蝠の耳飾り(専用)/ディスプレイサー・ガジェット(専用)/知性の指輪

 首 :

 背中:ロングマント(フード付き)

 右手:怪力の腕輪

 左手:知性の指輪

 腰 :ブラックベルト

 足 :韋駄天ブーツ

その他:知性の指輪


GM:ほうほう。フィジカルマスターがメインなのね。

レアン:ああ。人間形態でも最低限戦えるが、本領発揮は竜化後だな。現状では魔力撃で殴るのがメインになるかもしれないが、ホントはファイターは耐久確保が主目的なんで、将来的にはフィジカルマスターとコンジャラーを並行してあげていく予定だ。

GM:本体は魔術師よりなのね。でも、すごいHPだな(笑)

レアン:うむ。なにせ、残機0だからな(笑)魔法はどれにするか悩んだんだが、竜化時の使用を考えると結局ソーサラーかコンジャラーになってしまうな。

PL4:数少ない装飾品枠が埋まっちゃうもんね(笑)

レアン:さすがに厳しい。ライロックは魔光壁が目当てだ。コア部位を固めつつ翼で殴ったりもできるしな。

GM:ウザそうだ……ん?〈ライロックソード〉は生来の魔剣には選べないけど?

レアン:おっと。そもそも生来の魔剣のこと忘れてた。んー、バッソにでもしておこう。どうせ使わん。

GM:使わないんかい!

PC2:何かあったら死ぬ武器とか、怖くて使えませんよねー。

レアン:まったくだ。それで、経歴表を振ったら[親・兄弟を倒したことがある]とでたので、両親をぶっ殺して当主になったのだ。

GM:マジで!?いきなりバルバロス感半端ないな。

レアン:”双翼を断ちし”の称号はそこから来てる。あ、ちゃんと理由はある。奴らは我が最愛の妹を、魔剣を持たずに生まれたというだけで迫害していたからな。いよいよ命の危険がありそうだったんで、やむなく排除したというわけだ。当主になったからには周辺を征服して、妹が堂々と暮らせるようにしてやらねばな!

GM:シスコンかよ!ひょっとして妹って……?

PL4:あ、妹は私です。

レアン:ちなみに、我が藩領では人族であっても有能なものは差別しないでとりたてるぞ。妹がそうした方がいいと言っているからな!

PL2:GM、こんなのが藩王なんですけど大丈夫ですか?(笑)

GM:たぶん、大丈夫。君たち、ドレイクは残念にしないといけないなんてルールはないんだよ?

PL1:でも残念なほうがPCとして動かしやすくはあるんだよな(笑)

レアン:GMのまとまっておいて欲しいという要望に応えるための設定だぞ?感謝するがいい。

GM:ソレハドウモ。

レアン:後は……外見は黒髪青目、ドレイクだけに超美形だな。妹はもっと美形だが。変身するとサファイアブルーの鱗になる。

GM:見た目だけなら文句なくカッコイイんだろうね。それじゃ、次は妹さんかな?


 ◇猫かぶりお嬢様、セレスト・ロートレック◇


PL4:はい、では……私はセレスト・ロートレック。ロートレック家当主レアンドルの妹です。生まれつき魔剣を持たない失敗作ですが、お兄様の庇護のもとこれまで無事に暮らして来られました。

GM:そこの部分だけ切り取ると、いい話なんだけどな……

PL4→セレスト:ふふ。こんなか弱き私ですが――

PL1:か弱き?

PL5:か弱き?

PL2:う、うん?

セレスト:か弱き私ですが!ある日ダルクレム様から神託を授かったのです。バルバロスに生まれたならば、弱さすら強さに換えねばならないと。

GM:ふむふむ。

セレスト:私は考えました、弱さを強さに換えるとはどういうことか、と。そして思い至ったのです、弱いからこそ相手に警戒されず、本来は相いれない相手であっても味方にすることができるのだと。そして、領内の人族を保護してしも……味方に引き入れていきました。今では領内の人族の皆さんは大切なシン……お友達ですわ。

GM:おい。それで兄貴にも人族を使うように言っているわけだ。ダルクレムの神託を受けたということはプリーストなのかな?

セレスト:そうですわね。


キャラクターデータ

セレスト・ロートレック ドレイク(ブロークン) 20歳 女

器用度:20+4(+4) 敏捷度:14(+2)

筋力:24+2(+4) 生命力:26(+4)

知力:31(+5) 精神力:14(+2)

HP:68+2 MP:26+2 穢れ:3

冒険者技能:

ファイター9、レンジャー5、プリースト/ダルクレム4、エンハンサー2、アルケミスト1

一般技能:

アクター5、ノーブル3

戦闘特技:

武器習熟A/アックス、薙ぎ払いⅡ、防具習熟A/金属鎧、マルチアクション、防具習熟S/金属鎧、タフネス、治癒適性

練技:

キャッツアイ、ビートルスキン

賦術:

ヴォーパルウェポン

武器:

デスサイズ(専用、OM+3)

防具:

イスカイアの魔導甲冑(専用)

装飾品:

 頭 :

 顔 :

 耳 :聖印(ダルクレム)

 首 :ポーションインジェクター

 背中:ロングマント(フード付き)

 右手:宗匠の腕輪

 左手:怪力の腕輪

 腰 :ブラックベルト(専用)

 足 :韋駄天ブーツ(専用)

その他:アルケミーキット


GM:……うん、か弱きって言葉を辞書で引いてこようか。

セレスト:失礼ですわね。蛮族領域で生きていくには、か弱き乙女でもこの程度は最低限必要なのですわ。

レアン:流石は我が妹、〈デスサイズ〉に魔導甲冑とはすばらしい組み合わせだな!

セレスト:そうでしょうお兄様?ですがお金がまるで足りなかったので、名誉点を盟竜点に変換して現金化致しました。そのため、他の皆様より1段階名声が低くなっていますわ。キャラクターのイメージにはその方があっていますけど。

GM:結局、盟竜点は現金化に使っただけなの?


 『ドラゴンレイドビギンズ』収録の盟竜点ルール。一番のポイントは爵位なしで現金化できることである(笑)


セレスト:ええ。そもそも専用化に必要な名誉点だけで残り全て使ってしまって、所持名誉点0ですし。おかげでイグニスの魔符が購入できませんでしたわ……

レアン:それはよくないな。妹よ、この兄が何枚か融通してあげよう。

GM:うーん、微妙なところだけど、実質名誉点の譲渡になっちゃうから、それは許可できないかなー。

PL1:名誉点を現金化してる時点で、お金の貸し借りと差はない気もするけど、微妙っちゃ微妙か。

セレスト:構いませんわ。覚悟の上です。蛮族経歴はお兄様に合わせて[親に殺されかけた]にしました。いつかその日が来るだろうと、己を鍛え仲間を集めていましたけれど、結局お兄様にすべて解決されてしまいましたわね。後、[許嫁がいた]を引いたのですが――

レアン:なにぃ!?お兄ちゃんは許しませんよ!

セレスト:まだ卵だった時に決められた許嫁で、魔剣を持たずに生まれてきた時点で解消済みです。

レアン:……それはそれで気に食わんな。

PL1:これはそのうち出てくる流れか(笑)

GM:考えておきましょう(笑)

セレスト:お任せしますわ。容姿はお兄様と同じく黒髪に青い目です。限定竜化したことがないので、鱗の色も一緒かは不明ですが。

GM:蛮族領域だから合計名誉点の減少なしで限定竜化はできるからね。合計が減らないだけだけど。

セレスト:当分できないのは変わりませんわね。そういえば、ブレスの性能は自動で強化される分、私の方が強力なのですね。

レアン:こっちは魔装で取らないと強化されないからな。そしてその余裕はない(笑)

GM:あ、一応確認したいんだけど、メインプリーストじゃないよね?

セレスト:はい、そこはご安心を。半分以上【フレンジィ】のためのプリーストです(笑)

PL2:チート魔法の一角ですしね(笑)

GM:まあ、こちらとしても使ってくれなかったら逆に困るんで(ボソ)

PL5:なんか怖いことつぶやいてますよ(笑)

GM:いやいや、なんでもないですよ?


 ◇苦労人妖精、リュミエ◇


PL1:では……オレはお嬢様のしもべその一、リュミエ。フィーの妖精使いだ。妖精使いじゃないフィーはいないが、メイン技能的な意味で。

セレスト:しもべじゃありませんわよ?

PL1→リュミエ:ソウデスネ。えー、千年祭が始まりトーテムから旅立ってみたら――

PL2:――そこは蛮族領域だった。

リュミエ:うむ(笑)いきなり絶体絶命のピンチだったところを、お嬢様に助けられたわけだ。そしてお嬢様の境遇を知り、助けとなるべく一緒に行動している。外面と内面の差がひどいのは感づいているんだが、恩は恩だし、内面の方も別に嫌いじゃないからな(苦笑)

セレスト:リュミエというのは私がつけた名前ですわ。野良妖精を拾った感覚で(笑)

リュミエ:うむ。お嬢様の手前、元の名前は封印している。ちなみに、見た目は女性よりだがメンタルは男性よりだ。ここポイントね。


 古代種妖精であるフィーには生殖上の性別はない。でも肉体的特徴や精神面では存在する。


GM:あ、はい。どれどれ、キャラ性能は――


キャラクターデータ

リュミエ フィー 19歳 女性よりの外見(中身は男性より)

器用度:12(+2) 敏捷度:25+1(+4)

筋力:9(+1) 生命力:15(+2)

知力:29+1(+5) 精神力:29(+4)

HP:39+2 MP:71+2 穢れ:なし

冒険者技能:

フェアリーテイマー8、スカウト7、ソーサラー4、コンジャラー2、アルケミスト1

一般技能:

オーサー2、ミュージシャン3

戦闘特技:

魔法拡大/数、魔法誘導、魔法収束、魔法制御、トレジャーハント、ファストアクション

賦術:

バークメイル

武器:

ダガー(発動体)

防具:

ソフトレザー、ラウンドシールド

装飾品:

 頭 :カトレアの花冠(専用)

 顔 :華美なる宝石飾り(全ランク8)

 耳 :

 首 :

 背中:矢筒

 右手:俊足の指輪

 左手:知性の指輪

 腰 :多機能ブラックベルト(専用)/アルケミーキット

 足 :サイレントシューズ

その他:知性の指輪


GM:冒険者レベル8なんだね。てか、魔法技能のつまみ食い多いな。

リュミエ:生まれが妖魔術師だしせっかくだから使い魔で暗視を取ろうからの、ついでだし【タフパワー】使えるようにしておくか、という流れだな。その分MPは潤沢だぞ。

GM:なるほど(笑)

リュミエ:……ところで契約内容はシナリオ始まってから決めてもいい?

GM:ダメに決まってるでしょ。始まってからの変更は組み換えの時間をちゃんと消費してもらうよ?

リュミエ:デスヨネー。とりあえず風8は確定として、残りは火6、光2にしておくか。シンプルに攻撃メインで行くよ。考えてみたら、水中はプロフェッショナルがいるから対策はなくてもいいや。

PL2:はい(笑)

GM:(エルフかな?)オーケー。【ウィンドストーム】に【ファイアジャベリン】か。

リュミエ:うむ。知力担当スカウトだが、敏捷もあるから《ファストアクション》発動の機会もそれなりにあるはず。

GM:怖いところだ(笑)

リュミエ:ところで経歴で[有名人の友達がいる]がでたんで、公式NPCの誰かにコネクション取ろうと思うんだけど、カルゾラル高原のどの地方よりとかある?

GM:とりあえず今日のシナリオは特にそういうのは関係ない内容だね。どこか希望があればそこにするつもりだったから。

PL5:あ、だったらユーレリア方面でいいですか?経歴に混ぜますので。

レアン:やっぱり魔動天使じゃないか!

GM:もろにかぶるけど、それでいいよ(笑)

リュミエ:ユーレリアね……(博物誌確認中)……あれ、コネクション表ってなかったっけ?

セレスト:確か『ルミエルレガシィ』にまとまった表があったかと。

リュミエ:おお、流石お嬢様(笑)よし、せっかくだからデイジー・デイジーにしよう。顔見知り。

レアン:思いっきり敵じゃないか(笑)


 ”竜殺槍手”デイジー・デイジー。カルゾラル高原に接するリュッケン王国の三将軍の一人。詳しく知りたい人は『カルゾラルの魔動天使』をやろう!


リュミエ:デイジーは蛮族相手でも交渉できそうならする奴だから大丈夫さ(笑)

セレスト:これでシナリオに登場しても懐柔できますわね(ニヤリ)

リュミエ:お嬢様、猫が取れかけてるぞ(笑)たぶん、人族領域にこっそり買い物に行ったときにでも知りあったんだろう。実力を見込まれてスカウトされたけどお嬢様がいるから断った、てとこかな。

GM:オーケー。忠臣じゃないか。ああ、セレストを主人公と見込んだのかな?

リュミエ:確かに見ていて飽きないのは間違いないが。それに、周囲の面子がお嬢様のイエスマンばかりだから心配なんだよ。オレがいなくなったらストッパーが……(苦笑)

GM:残りもそんな感じかい!?フィーらしからぬ苦労人ポジションなのか、ひょっとして。

リュミエ:そういえばそうかもしれん(笑)えーと、こんなところかな。他の経歴はネタになりそうなのなかったし。

GM:了解です。


 ◇お嬢様の娘、サージュ◇


PL5:次は私ですね。お嬢様の第二のしもべ、フロウライトのサージュと申します。

セレスト:だからしもべじゃありませんわよ!(笑)

PL5→サージュ:冗談ですよ(笑)私はお嬢様のことを母親のように思っておりますから。

GM:母親とは……またどうして?

サージュ:今から5年ほど前に、お嬢様の手によって発掘されましたので。

セレスト:地面がぼんやりと光っている場所を掘り起こしたら出てきたのです(笑)

サージュ:そういうわけです(笑)サージュという名前もお嬢様につけていただきました。ちゃんと母語もドレイク語なんですよ。

GM:なるほどねぇ。それで母親と。

レアン:妹が知らないうちに子持ちに!?(ガーン)

サージュ:思っているだけで、口には出しませんから。そして日々お嬢様と過ごしながら、このような場所で生まれた意味を考えていたら、ある日キルヒア様のお声を聞きまして。

GM:そこは実にフロウライトらしい感じだね。サージュがメインプリーストか。

サージュ:はい。回復、サポートはお任せください。


キャラクターデータ

サージュ フロウライト 5歳 女性型

器用度:12(+2) 敏捷度:13(+2)

筋力:17(+2) 生命力:15(+2)

知力:27+1(+4) 精神力:31(+5)

HP:42+2 MP:88+2 穢れ:0

冒険者技能:

プリースト/キルヒア9、セージ5、アルケミスト5、ウォーリーダー2

一般技能:

クレリック3、スカラー1、ハウスキーパー2

戦闘特技:

魔法拡大/数、防具習熟A/金属鎧、MP軽減/プリースト、魔法拡大/距離、防具習熟S/金属鎧、鋭い目

賦術:

ヴォーパルウェポン、クラッシュファング、バークメイル、パラライズミスト、イニシアティブブースト

鼓咆:

怒濤の攻陣Ⅱ:烈火、鉄壁の防陣Ⅱ:鉄鎧

流派/ドバルス螺旋運手:

武器:

ステイブルスピアx2(戦旗槍:攻撃、防御)、カードシューター

防具:

フルメタルアーマー(専用)、タワーシールド

装飾品:

 頭 :聖王の冠(専用)

 顔 :聖印(キルヒア)

 耳 :

 首 :

 背中:ウェポンホルダー

 右手:知性の指輪

 左手:知性の指輪

 腰 :ブラックベルト

 足 :韋駄天ブーツ

その他:とんがり帽子(専用)


GM:サブ技能も含めてサポート特化か。そして堅いねー。

サージュ:お嬢様から堅くなければ生き残れないと教わりましたので(笑)

セレスト:よい心がけです(笑)

サージュ:それに、このGM相手では後衛でも防護点上げておかないと危険ですし。

GM:そういうの良くないよ?(笑)

サージュ:ちなみに、アルケミストとウォーリーダー技能は、お嬢様の身を守るために少しでも役立てるよう、人族の街まで学びに行って身に着けたものです。特にウォーリーダーはドバルスに入門して学びました。

GM:いやいや、ドバルスはウォーリーダーの流派じゃないからね。

リュミエ:でも実際のところ、ドバルスの入門生は大部分ウォーリーダ―じゃないか?(笑)

GM:それは冒険者だけだって(笑)

サージュ:まあ、いざ藩領へ戻ってきてみれば、レアン様がすべて終わらせてしまっていたわけですが。

レアン:はっはっは。すまんな(笑)

サージュ:でも身に着けた技能は無駄ではないですからね。あ、お嬢様を始め他のPCの皆さんのアルケミスト技能は、私が教えたという設定です。

PL2:ちょうどサージュさんの習得している賦術ばかりですしね。

リュミエ:さらっと話してるけど、何気に蛮族に技術漏洩してるってことなんだよなあ。

サージュ:便利で強力ですし、蛮族に広まるのも時間の問題でしょうね。それから、経歴表の方がなかなか面白いことになりまして。[毒を飲んだことがある]、利きませんでしたが。[大病を患ったことがある]、心の病でしょうか?[純潔である]、間違いないですね(笑)

GM:フロウライトにはままあることとはいえ、よくもまあそれだけ重なったね(笑)


 鉱石人間であるフロウライトは毒・病気無効で生殖機能もない。当てはまらない、通常とは意味が全然変わってくる経歴がいくつか存在する。


セレスト:心の病は信仰の問題かもしれないわね。キルヒア神官として、蛮族である私に仕えることに葛藤がないわけないでしょうし。

サージュ:そうかもしれませんね。でもお嬢様の本心は私にはわかりませんけれど、なさっていることに間違いはないのですから。今は自分の中で折り合いはついていますよ。

リュミエ:オレには信仰云々は理解できないけど、その考え方は間違ってないと思うぜ。

GM:意外に美しくまとまったじゃないか。シナリオのネタにもなりそうだね。


 ◇義理堅き武道家、ナザル◇


PL2:さて、とりは私ですね。……俺の名はナザル。リザードマンの拳闘士だ。

GM:おお、リザードマンか!いいね(笑)

PL2→ナザル:部族にいたころ、戦士になるべく訓練を積んでいたんだが、俺は同世代の仲間と比べると体格で劣っていてな。そこで、体格で劣っていても戦える技を身に着けようと部族を離れて修行にでた。

リュミエ:グラップラーは筋力低くてもあまり問題ないしな。

GM:リザードマンなら尻尾かな?

ナザル:いや、より体格差を克服するべく、投げを極めた。

GM:お、ということはディルフラムの流派を早速使ったんだね。

ナザル:もちろん(笑)イラストもリザードマンだし、是非使おうと。


キャラクターデータ

ナザル リザードマン 38歳 男

器用度:23+3(+4) 敏捷度:30+1(+5)

筋力:15(+2) 生命力:20(+3)

知力:19(+3) 精神力:11(+1)

HP:62+2 MP:11+2 穢れ:3

選択種族特徴:

仲間との連携

冒険者技能:

グラップラー9、スカウト7、エンハンサー2、セージ1、アルケミスト1

一般技能:

セイラー3、フィッシャーマン5

戦闘特技:

武器習熟A/格闘、投げ強化Ⅱ、踏みつけ、頑強、武器習熟S/格闘、追加攻撃、投げ攻撃、鎧貫き、カウンター、トレジャーハント、ファストアクション

練技:

キャッツアイ、マッスルベアー

賦術:

パラライズミスト

流派/パストラル流合気柔術:

後の先、合気投げ、天地投げ

流派/ガオン無双獣投術:

撃爆投獣

武器:

スワーヴスローワー(専用)、パワーアンクル+1(専用)

防具:

アラミドコート

装飾品:

 頭 :

 顔 :

 耳 :地獄耳飾り

 首 :ポーションインジェクター

 背中:迷彩ローブ

 右手:巧みの指輪

 左手:巧みの指輪

 腰 :多機能ブラックベルト(専用)/アルケミーキット

 足 :サイレントシューズ(専用)

その他:俊足の指輪


GM:まさに投げマスターだね!

ナザル:まだまだマスターと呼ばれるには程遠いさ。本当は穢れ3点あるし《イアンナの透き通った瞳》も取ろうかと思ったんだが……こう、イメージ的にな?

レアン:確かにリザードマンが入門するのはきつそうだな(笑)

セレスト:お兄様こそ《イアンナの美しい爪》は取りませんの?人間形態時だけとはいえ、ダメージ+4は大きいですわよ?

レアン:バルバロスの王たるドレイクにはちょっとな……。人族流派を習得しておいて今更って感じかもだが、妙にあの流派には特別な抵抗感があるんだよな。イラストのせいか?(笑)

GM:ラミアの流派だからなー。性能的にはドレイクこそ相性いいのにね。

ナザル:ま、そんなわけでイアンナ流の習得は見送った。そうして技を磨いていざ故郷へ帰ろうとしたら、故郷の部族が壊滅していてな。

GM:わーお。ひょっとして、経歴表?

ナザル:[一族最後の生き残りである]だな。行く当てを失って放浪していた俺を拾ってくれたのがレアン殿だ。以来、食客として世話になっている。

レアン:両親をぶっ殺したときにはナザル殿の力を貸してもらった。我だけでは先制が取れんしな(笑)

ナザル:あ、部族壊滅の原因は特に決めてないんで、GMが好きに設定して使ってくれ。

GM:ふむ。部族の仇を取りたいとか、そういうのはあるの?

ナザル:もちろんあるが、部族を壊滅させるほどの相手に、自分一人でどうこうなるとは思っていないからな。今のところは世話になっているレアン殿への義理が最優先だ。

レアン:いざという時には協力させてもらうからな。遠慮せず言ってくれ。

GM:いい関係だ(笑)ナザルは人族へのスタンスはどんな感じなの?

ナザル:基本的にはレアン殿の意向に従う。俺の故郷は周囲に人族がほとんどいない場所だったんで、俺自身は人族に対してどうこうという考え自体がなかったんでな。修行の過程で種として対立関係にあるというのは理解したが(笑)

GM:オーケー、了解です。

リュミエ:オレやサージュとしては、お嬢様の命を助けてくれたことになるわけだし、一応敬う相手ってことになるのかな?

サージュ:そうですね。感謝しています。

ナザル:立場としてはお前たちと同じようなものだからな。気を使う必要はないぞ。

リュミエ:そういえばオレたちも食客みたいなものか(笑)

GM:ちなみに、レアンの残念な部分はどう思ってるの?(笑)

ナザル:一族の女を大切にするのは当然のことだ。むしろ、レアン殿の両親とやらの考えが理解できん。レアン殿の行動もやむなしだな。

セレスト:リザードマン的にはそうなるのですね……

レアン:ナザル殿はさすが、よくわかっている。

リュミエ:程度ってものがあるんだよなぁ(笑)

ナザル:そうだ、外見的特徴としては、リザードマンの成人男性としてはやや小柄で190弱、くすんだ緑色の鱗をしている。

レアン:身長は我もそれくらいかな。角は含めずで(笑)

セレスト:私の身長は……160半ばくらいにしておきます。角を含めずに。

サージュ:私はお嬢様より少し小さめで160ちょっとくらいでしょうか。

リュミエ:そして一番小さいオレ。女性よりの設定だし150ないな……いや、浮いてる分含めて150ということで(笑)

GM:そこ見栄はるの?(笑)さて……(キャラクターシートを見直す)……セージ最高5か、ちょっと低いかな?ライダーもいないし。

レアン:最高は低めでも三人もいるから大丈夫だろ(サムズアップ)

GM:いやお前ら1レベルじゃん!?

サージュ:キルヒア様のご加護がありますから実質7レベルですし。

GM:……まあいいや。それじゃ早速シナリオ開始するぜ!最初は軽めとはいえ時間も時間だしな。

一同:おおー!

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