6
人発見!→木内君でした!→意識もないし体が冷たい!→先生を呼んでバンガローへ→何か男子がいた→木内君をいじめてた男子らしい→晶子男子を糾弾→亮くん登場→晶子安心して意識手放す←こっから一夜明け……
おはようございます。
………穴があったら埋まりたい感じの爽やかな朝ですね。
「晶子? どうした?」
「…おはよう亮くん…」
私イン布団ウィズ亮くん。
…なんでだ!?
えっと、亮くんに安心して意識失って?
木内君が救急車に運ばれる時に起こされたんだよね。木内君意識戻ってたし、危なくないみたいだからって、安心しちゃってそのまま寝ちゃったんだろ~なぁ。
で、多分亮くんを掴んだりしてたんだろう。
目が覚めたら目の前に亮くんのどアップがあった。しかも私が抱きついてる格好でした。
……恥ずかしすぎる!!
とりあえず起き上がろう。
亮くんと二人、布団に座り直しました。
まだ朝早いのか、窓越しの光はうっすらだし、保健室の区切りとして立ってる衝立の向こう側からは人の気配がしない。
時計がないから時間が解らないよう。
「そういえば、何で亮くん私の所に来たの? バンガローからロッジ離れてるし、声は聞こえなかったよね?」
「あぁ。南川が走ってロッジまで来たんだ。木内が倒れて、バンガローに男子が二人いた、って」
多分話を聞く前に予想出来たんだろうな。と呟いた亮くん。
そっか。冷静になった今なら、私にも昨夜の状況を思い返して、イジメだと予想が出来る。
由紀乃ちゃんはそれを、私がパニックになると分かったから亮くんを呼びに行ってくれたんだろうな。
「後でお礼いわなきゃね」
「そうしてやれ。木内のこともな。気にしてたから」
由紀乃ちゃんは亮くんを呼びに行った後、長谷部君に任せたんだって。
落ち着いたらロッジまで送れ、と言ってきたんだって。なら安心だね。
亮くんに話を聞いて、納得して一息つく。
何だかやっと本当に安心出来た気がする。
昨夜から入っていた肩の力が抜けた。思わず亮くんの方へ倒れこむ。
「亮くん……来てくれて、ありがとう」
「……」
亮くんの肩に顔を埋めると、何も言わずに抱き締めてくれる。
私は、自分で思っていたよりも、`あの男´に対して恐怖があるみたい。
光希のことで頭がいっぱいだったはずだけど、私が死んでいたかもしれない…いや、多分死ぬ筈だったんじゃないかな?
無理矢理、光希の運命を変えたから……
でも、私は生きてる。生きてなきゃ、いけない。まだまだ、変えたい運命があるから。
起床時間になったのか、斉藤先生が衝立の向こうから来て、亮くんと引っ付いている所を発見されました。
ビックリした斉藤先生に亮くんと離された。何でだろ?
「神代、桑崎。昨日あったことは話さないようにな。木内のためにも、……赤城のためにも」
「……」
木内君のためって言うのは解るけど、イジメた方のためって言われると、素直に頷けない。
ブスッとした私の頭を亮くんが撫でて宥める。実は亮くんも返事をしていないのよね。
やっぱ納得いってないよね!
亮くんにロッジまで送ってもらうと、由紀乃ちゃんに抱きつかれた。
高木さん達も心配してくれたらしく、色々声をかけてくれる。
由紀乃ちゃんが、私が居なかった経緯を説明したんだろう、木内君のことも聞かれた。
「木内君、救急車に乗るときは意識戻ってたし、大丈夫って笑ってくれたよ。体も温かくなってたし、きっと大丈夫」
「そっか、良かった」
「気付けて良かった…本当に…」
本当にね。由紀乃ちゃんが気づかなかったらって考えたら……
最悪が頭を過って身震いする。
由紀乃ちゃんも考えちゃったんだろう。二人でぎゅ、と手を握りあった。
朝の準備をして集合場所へ行けば、先生達から今日の山登りは中止になったと言われた。
理由は山頂の天気。まぁ、昨日の騒ぎのせいですけどね。
結局、`前´の時と同様、山頂の景色を見ることなく下山して山の学習は終わりました。
前書きの説明が雑過ぎて…捕捉↓
・見つけた木内君は体が冷たい割には震えがなく大変危険な状態でした。
・晶子は無意識に自分を襲った男のことがトラウマになっており、イジメ…暴力を振るった男子と重ね合わせ糾弾しました。
・亮くんは安定の男前&晶子第一。
余計意味不明になった…




