プールって体力使うよね
久々に、光希の登場です。
プールに行くのは、私と早苗ちゃん、かなちゃんと亮くん。そして光希が一緒に来ました。
由紀乃ちゃんと長谷部君は残念ながら部活です。
どうしても日にちが合わなかったから、二人が遠慮した形の日程になりました。
「晶子ちゃん、次はあれ! ロングスライダー行こっ」
「かなちゃんちょっと待って」
朝からはしゃぎまくりなかなちゃんを少し落ち着かせる。
早苗ちゃんが既にバテちゃってるから。ちょっと休憩させてください。
かなちゃんは休憩する気がないのか、立ち止まってはくれたけど、チラチラ、そわそわ。
仕方がないので、まだ元気な光希にかなちゃんに付き合ってくれるように頼みました。
ニコッと笑って頷いてくれた私の弟、マジ良い子!
「じゃあ光希、ごめんだけどかなちゃんの世話よろしくね」
「一回滑ったら戻ってこいよ。そろそろ水分取れ」
「分かった。姉ちゃんと早苗ちゃんをよろしく、亮太兄。いってきます」
うん、素直。小五とは思えないしっかりものだわ。それに、亮くんに似て紳士になってきたんだよね、最近。
野球もずっと続けているからか、背も伸びたし、筋肉もうっすらだけど綺麗に付いてて、しかも日焼けしてるから、多分客観的に見るとうちの弟、イケメンじゃない? 欲目?
亮くんも格好良いよ。
背も高いし、腹筋割れてるし腕も足も筋肉付いてるし、光希ほど焼けてはないけど綺麗な小麦色。
顔もキリッとしてるし、文句無しにイケメンです。
因みに、光希の私達の呼び方はいつの間にか変わっていた。私のお姉ちゃんから、`お´が取れちゃって、亮くんは何故か`兄´呼び。ついでに敦さんも`敦兄´になりました。
早苗ちゃんは早苗ちゃん。私が呼んでたから、お姉ちゃんとは呼ばないんだよね。
でもかなちゃんと由紀乃ちゃんのことは、それぞれかな姉ちゃん、由紀乃姉ちゃんなんだよね。早苗ちゃんが首を傾げてたよ。
「飲み物買ってくるから、二人はそっちの日陰にいろ」
「ありがとう亮くん」
「ごめん、ありがと桑崎君」
歩いていった亮くんを見送り、隅にある使われていないベンチに座る。ベンチごとにパラソルがついてるからどこも日陰です。便利。
亮くんを待つ間に早苗ちゃんも落ち着いてきて、一安心。
暫く待っていれば、亮くんと一緒に光希とかなちゃんも戻ってきた。
「楽しかったー!」
かなちゃんのテンションが上がりっぱなしです。
二人も飲み物を持ってるから、一度スライダーを終えた後に光希が売店にかなちゃんを誘導したのだろう。タイミングが亮くんと合って良かったよ。すれ違いだと、光希が私達の分まで飲み物を買ってきそうだしね。
亮くんにスポーツドリンクを貰って、皆で休憩。
暫く休むと、早苗ちゃんが復活して、かなちゃんとスライダーに行きました。
もちろん光希に着いていって貰いました。
「亮くんは、スライダー行かないの? 私一人でも
大丈夫だよ?」
「いや、晶子といる。光希がついてるから、向こうは心配ないだろうしな」
遊ばないのか聞いたけど、きっぱり首を振られてしまった。
亮くん退屈じゃない? ないなら、良い…のかな?
かなちゃん達三人は何回かスライダーで遊んでから戻ってきました。
そのあとは私と亮くんも一緒に、流れるプールで流されたり、波のプールで流されたりして一通り満喫しました。
お昼を少し過ぎた辺りで切り上げ、遅めの昼食を帰りにファミレスでわいわいと食べて解散しました。




