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7本目のディモルフォセカ   作者: 眞姫那=愛生
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夢の葉

夢の葉では主人公の夢が描かれています


本編は日の葉スタートです〜

雨の降る夜だった。

僕は夢をみていた。

あまり覚えてはいないが確か川のそばで誰かと一緒に川の流れを見ていたんだ。

ゆっくり流れる水はどこまでも軽やかに流れていく。

まるで一枚の布の様だ。と思っていた


すると徐々に澄んでいた水に色が混ざり始めたんだ

赤い色が。徐々に。徐々に。


やがて川は真っ赤に染まった。


そしてこちらに迫ってきた。


僕は怖くなった。


隣に座っていた子も姿が見えない。


どこへ行ったのだろうか。


逃げなくちゃ


逃げなくちゃ


そう思って足を動かしたがもう鮮血の様に赤い水は膝の下まで来ている。


僕は怖くて動けなかった


水はもう腰を超えている


水が増えてる


まるで、


まるで、僕を捕らえるかの様に


僕はそのまま呑み込まれた。


赤い。紅い。緋い。


だんだん周りが暗くなってきて


辺りは闇に包まれた。


闇は優しく、暖かく包み込んでくれた


そうして僕が闇に身を委ねているとどこからともなく鐘の音が聞こえた。


遠くで響く綺麗な鐘の音が。


鐘の音。


鐘の音が意識に入り込んでくる。


僕はそんな暗い夢から目を覚ました。


少しずつ目を開けると僅かな隙間から光が入ってくる。

僕は目を開けた。

そこは自室だった。


見慣れた光景なのになぜか懐かしさを感じる。

時計を見ると


九:〇〇を過ぎていた。



ああ、遅刻だ。



もしよかったら続きも見てください!

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