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古本の神様  作者:
1/17

プロローグ:八百万の神様

 突然だが、日本には八百万の神(やおよろずのかみ)が居るとされている。

古事記などを読んでみればおのずと実感できるだろう。主な神々達の他にも、名前のある者から無い者まで、活躍するものからしないものまで、数え切れない人数の神様が登場する。その多さに作者はドン引きしたほどだ。

しかし、八百万とはなんと大量の神様が日本には居ることか。しかも、八百万やおよろずとは”数が多い”ことの例えであるために、実際の数は八百万よりも更に多い可能性も無きにしも非ずなのである。キリスト教やイスラム教が唯一神を信仰するのと比べたら、なんと贅沢(?)なことだろう。

 それに加えて、日本には付喪神つくもがみと呼ばれる神様もいらっしゃられるのだ。

長い年月が経った道具・自然物には霊魂や神様が宿るとされる考え方だ。人間が大切に使った道具には神様が宿って下さるのは、何ともありがたいお話だろう。草履、傘、杖、壷などなど。こう言った神への信仰の考え方は、日本特有だと言えよう。


 さて、またまた突然だが、アナタは神を信じるか?

信じる人も信じない人も、自分の都合のいい時だけ信じる人なども様々な人が居ることだろう。

作者本人も、腹痛に襲われた時にのみ全力で神様に祈るくせに、初詣では”ご縁があるから”との屁理屈で五円玉しか賽銭箱には投入しない。

話しは逸れたが、こうは考えれないだろうか? 万物には神が宿るのならば、自分の身の回りにも神は存在しているのである。

自分のものであれ、公共のものであれ、神様は森羅万象全てのものに宿っているのだ。

そう考えると、自分の身の回りのものが少し神秘的なものに見えてくる。




 さてさて、このお話は、そんな八百万の神(やおよろずのかみ)のひと柱のお話…かもれない。

 八百万の神に祈りを捧げてから読んで頂くと、良い事がある…かもしれない。





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