38話
20XX年2月14日
今日はお菓子メーカーがチョコレートを販促させるために捻じ曲げた、バレンタインデーになります。
無駄な出費とは思いつつ、私もついついチョコレートを買ってしまうのだから、お菓子メーカーの戦略にまんまと嵌ってしまっているみたいです。
でも、チョコレートは美味しいから仕方ないよね?
それで、学校に行ったら、朝から一部の男の子がそわそわしているのが目に見えて分かりましたw
しょうがないにゃあ……
優しいまはりちゃんが一肌脱いであげるとしますか!
誰からもバレンタインチョコを貰えなかったとかだと、さすがに可哀想になってくるもんね。
こういうのは、相手の側に立って考えるのが大事なんだとか、そうお母さんに教えてもらいました。
クラスの男子には義理チョコとして、チロルチョコを1個づつ配ってあげました。
クラスの女の子にも友チョコとして、チロルチョコを1個づつ配ってあげました。
別のクラスでも仲の良い子には、チロルチョコを1個づつ配ってあげました。
そして、先生たちにも、日頃お世話になっているお礼として、チロルチョコを1個づつ配って回りました。
チロルチョコってスーパーの安売りとかで袋入りを買うと、1個あたり15円ぐらいの計算になるんだよね。
非常にコストパフォーマンスが高いので、お財布にも優しい仕様になっていると思います。
そして、私も何人かの女の子から友チョコを貰いました。
案の定、チロルチョコも何個か返ってきたw
それと、家に帰ってから弟の龍馬には、チョコの詰め合わせセットをプレゼントしてあげました。
まだ龍馬ぐらいの歳だと、手作りチョコよりも、メーカーの既製品の方が喜ぶ年頃だしね!
テニスクラブで仲の良いスクール生にも、チロルチョコを配ってあげました。
コーチには、特別にポッキーをプレゼントしてあげました。
お父さんとおじいちゃんには、ちょっとだけ高級っぽいチョコレートをラッピングしてプレゼントしてあげました。
お母さんとおばあちゃんは、お茶請けに合いそうなチョコ菓子を、私と一緒にボリボリと食べて、今年のバレンタインは無事に終了しました!
つまり、我が家では、手作りチョコなどはなかったw
20XX年2月17日
今週末は、さすがにナショナルトレセンに呼び出されるようなこともなく、私が普段通っているテニスクラブで練習をしました。
練習相手の柚葉ちゃんと、お互いにサービスコート内にポジションをとって、ネットプレーを重点的に練習しました。
ネットプレーというのは、特定のセンスが必要になるプレーなんだけど、それでも練習しないことには、そのセンスも磨かれません。
狭いサービスコート内をちょこまかと素早く動きながら、連続して相手コートにボールを返すという作業は、思っていた以上に過酷でした。
それに、自分が思っていた以上に、ボールがネットを越えてくれないんだよね。
ボールを無理に浮かそうとして、二度打ちも何回かしちゃいましたしwww
自分でやってみて思ったことは、トッププレイヤーがさりげなく、いとも簡単そうにプレーしているネットでの攻防って、実はもの凄く高度な技の応酬だったんだと、改めて理解できたということでした。
まあ、そうだよね。一つ一つのプレーの質を高めていなければ、トッププレイヤーまで上り詰めることなんてできないよね。
それと、この練習の利点は、ミニゲーム感覚で楽しみながら、ネットプレーでの小技も磨けるという、ストレスの溜まらない良い練習方法だと思います。
あと、1ゲーム取るごとに、取られた相手からチロルチョコを1個もらえるという賭けをしていたので、大変盛り上がりましたw
バレンタインのチョコが余ったので、チョコの有効活用というヤツですね!
結果は、私がチロルチョコを8個もらえることができました♪
柚葉ちゃんはもう少し精進したまへ。
まあ、その後二人でチョコを分けて、仲良く食べたんだけどね!
20XX年2月22日
今週はずっと私一人だけ、放課後に居残りをさせられてました……
だから、日記を書く気力も湧いてこなかったんだよ。
なんで、私だけ居残りをさせられていたのかというと、期末テストを受けていたからなんですよね。
本当は期末テストをやるのは来週なんだけど、私って来週から残りの三学期はずっと学校にこられないんだよね。
だから、特別に一週間前倒しで期末テストを受けさせて?やらされていましたw
その学校にこられない理由は、海外遠征ということです。
ワールドジュニアのアジア・オセアニア予選は、春休み直前に開催されるんだけど、その前から東南アジアで開催されているITFジュニアの大会に出場して、実戦経験を積むという算段になります。
私がそういった予定にしていると、日本代表のコーチに言ったところ、悪くない選択だと納得してくれました。
ワールドジュニアがU-14の大会だから、それよりも年上の海外のジュニア選手と対戦でき、実戦での経験値を稼げるITFジュニアの大会に出場するのを、わざわざ止める理由はないということですね。
そういうわけで、今週末から約一ヶ月の間は、シンガポールとマレーシアに遠征に出かけることになります。
それで、肝心のテストなんだけど、結果は私が帰国してからじゃないと分かりませんw
だから、私がテストの点数を知るのは、四月以降ということになります。
まあ、自己採点では、まずまずできたと思っているので、今回もギリギリ上位30人までには入れそうな感じかな?
というか、四月からは二年生になっちゃうし、あまりテストの結果を知る意味がなくなっちゃうような気がしないでもないw




