挿入チャプター:『序章のコメント』への弁解 :とりあえず、今宵はここまでです。。。
・・・ああして、序章にて、
過去の大切な、
ぼくと美絵子ちゃんの、
『たからもの(= ふたりだけの想い出)』を穢す・・・あるいは、『踏みにじる』ようなことを書いてみせたのは・・・
なにも、
「伊達」や「酔狂」や「気まぐれ」や「乱心」のせいではない。
事実を述べたまでのこと。
・・・美絵子ちゃんをふたたび突き放したり、
彼女の心をもてあそんで、冷たくあしらうためではない・・・!
そんなことは、
あの『魔物事件』だけでたくさんだろう。
・・・「思い出さなかった」というのは、実をいうと、
正確には、
「思い出す余裕やヒマがなかった」
というのが正直なところなんだ。
・・・けっして「忘れた」わけじゃない。
その証拠に、
40年以上も経過しているというのに、
ぼくと美絵子ちゃんをモデル設定した・・・
処女作『たからもの』や、
史実である『美絵子メモ・3部作』を、しっかりと書いて、皆様へご覧にいれたではないか。
忘れるわけがない。
・・・あの大切な、『想い出の絵巻物』が消去されることはなかったんだ。
それをここで、
愛する美絵子ちゃんと、
読者の皆様全員に、
きっちりと正式に、『宣言』『断言』させていただく。
ぼくはただ・・・
事実に反する『うそっぱち』が嫌いなだけなんだ。
m(_ _)m




