序章
・・・こんなことを書くと、
きっと美絵子ちゃんは、
怒る・・・
いや、
気を悪くされるかもしれんね。
・・・なんか、奥歯に「なにか」がはさまったような物言いで始まった序章だけれども、
ぼくは「ウソ」は書きたくないんだ。
正直に告白してしまおう。
『中学時代の3年間、しげおくんは、ほぼほぼ美絵子ちゃんを思い出すことがなかった!』
・・・意外な事実であるが、
バキバキの真実なのだ。
皆さんもご記憶のように、
小学校と中学校では、
さまざまな理由から、
学校生活や、個々のライフスタイルにいたるまで・・・
なにからなにまで、大きく『変化』する。
いや、それだけではない。
『児童』から『生徒』に変わった瞬間・・・
個人個人の「意識」「心構え」まで、大きく変貌をとげるものだ。
・・・おなじ「義務教育」なのに、
そりゃ、エラい違いなのである。
きっと、
自分の母親の次に、
ぼくがこの世で最も愛する女性・・・
美絵子ちゃんとて、
同様の心境だったことだろう。
・・・『まったく新しい世界』に、足を踏み入れたんだからね❤
そういったことを、
1983年4月の時点までさかのぼり・・・
記憶の底から、少しずつではあるが、
よみがえらせ、
順を追って、
愛する皆様へ、お届けしていこうじゃないか♪
追伸:
予想される皆様のご意見:「しげちゃんよぉ・・・こんな出だしで、美絵子ちゃん、おこんないかい・・・?」
予想される美絵子ちゃんのホンネ:「ねぇ、しげおク~ン。ちょっとさぁ・・・マジで、それはないんじゃないのぉ!?」




