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11 エピローグ

 これは、リースという宿場町に伝わる逸話である。

 リースには、「カシゲ亭」という小さな宿屋があり、何代にも渡って旅人を迎えてきた。

 そのカシゲ亭を開いたのは、二人の男性たちだった。

 男性たちは、諸国を旅し、様々な料理を知っていた。その腕をふるい、リースを訪れる旅人たちにひとときの安らぎを与え、周囲の人々にも惜しげなくその知識を披露したとのことだ。

 とても仲睦まじかった男性たちは、町の人々にも愛され、また、人々のことを愛した。

 男性たちは老いて亡くなり、同じ墓に葬られた。その墓には、彼らの功績を称えるため、今なお花を手向ける者が絶えないという。






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