1/1
プロローグ
「いやー、農業は楽しいなぁ」
俺の名はアレックス。平凡な農家だ。
今日もいつもの農作業中。
だいぶ汗をかいた。なんせ畑というのは広い。
そろそろ夕方だろうか? 少しあたりが暗くなってきた。
「よし、今日の作業はこれで終わり!」
土いじり、あとなんか緑。
とくに何も成果は上がらなかったが、まあいつものことだ。
今日の作業は、まあ次の季節へ備えての準備みたいなものだ。
「そろそろ帰るか、妹が待ってる」
俺は自宅へ向かった。自宅って、そこに見えるアレだ。
「お帰りお兄ちゃん」
ドアを開けると、すぐ声が聞こえた。
妹のナターシャだ。そろそろお前も一人前の農家にならないとな!
「お手紙が来てたよ?」
ナターシャが机の方を指さして、そう言った。
本当だ、いつの間に。
たしかに机の上に手紙があった。
「珍しいな、誰からだろう?」
すこし驚く。手紙の名義を見てみると。
「国王より」
と書いてあった。
「国王?」




