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本編3【混沌の始まり】

長老は、迷い込んだ人間の傷が治るまでこの集落に住む事を許可した後、お告げを聞いている場所に戻ってお告げを聞き続けた。迷い込んだ人間は、それからしばらくして負った傷は治ったが、この集落に住み続けていた。迷い込んだ人間が住み続けた後、少ししてお告げを聞いていた長老にお告げの声が聞こえた。そのお告げは、「この集落にいるパレットという人間が、この先世界の色々な事に巻き込まれることになる。世界を救う事も世界の混沌を招くこともある。」というお告げを受けた。長老は、世界の混沌に巻き込まれる事を嫌っていた。長老は、パレットを迷い込んだ人間に託してこの集落から離れさせることにしようと迷い込んだ人間とパレットを呼び出した。

 長老の指示を受けて迷い込んだ人間とパレットを呼びに行った集落の人間が二人を連れて戻って来た。長老は、やって来た二人にお告げの内容を話した。話した後三人の間にしばらくの沈黙が起こったが、迷い込んだ人間とパレットは考え始めた。そして二人が決めた決断は、二人でこの集落を出るという決断だった。長老は、二人が出した決断に普通の反応をしたが、心の中ではこれでこの集落は世界の混沌から防ぐことが出来ると喜んでいた。二人は、決断をした後にこの集落を出て行った。二人がこの集落を出て行った後、長老は集落の人間を呼んで、パレット達の様子を監視するように指示をしてこっそりと守らせた。だが、長老と集落を出て行ったすべての人間は、まだ知らなかった。ある場所で世界の混沌の始まりが起こっていたことを・・・・・・

 カオス=コントン=キョウ計画を進めて暴走した一族は、高度な文明が滅亡する前に身を守っていた為に一族は滅亡後も生き延びていた。表舞台からは、名前が消えていったかに思われていた。だがひっそりと生きていてその一族は、計画をまた実行できるように着実に進めていく準備をしていた。その目的の為に結束出来るように自分達の信念をスローガンにした集団を構成させていった。そのスローガンは、『混沌と絶望を世界にもたらす』というものだった。その集団は、カオス=コントンという集団だった。その代表に選ばれた人間は、ワーキュレート=カオス=ブレインという人間だった。ブレインは、代表に就くと集団を纏め上げていった。ブレインがまとめ上げた集団は、時間と共に形を変えてひっそりと他の人間にも浸透させていこうとしていた。

 ブレインがカオス=コントンという集団を纏めあげてから数百年の時がたった時その集団も少しずつ大きくなっていた。そのカオス=コントンがいる場所に謎の集団がやって来た。その現れた集団は、自分達は未来から来たと言っていてカオス=コントンの集団は距離を置いて様子を見ていた。だが、しばらくして様子を見ていたカオス=コントンの人間達の中から未来から来たと言っていた集団を受け入れようとする人間が現れ始めた。はじめは、その人数が少なかったが、時間が経つにつれてドンドンと増え始めた。未来から来たと言っている集団を受け入れ始めた人間の目は赤く色が変化していた。さらに時間が経った時、カオス=コントンの集団にいた人間達は、全て赤い目をした人間になっていた。未来から来たという人間達は、カオス=コントンの集団を見事に乗っ取りその集団をカオス教という名前に変えていった。

 カオス=コントンの集団を乗っ取ってカオス教という名前の集団にした人間達の代表がベリオレットという人間だった。このベリオレット達は、カオス教を組織化して自分達の目的の為に動く人間を増やしていった。カオス教の集団の幹部達は、フードを被って顔がわからないような恰好をしていた。カオス教は、カオス=コントンの人間だけではなく関係ない人間達にも教えを広めてカオス教の人間を増やしていった。だがベリオレット達は、表立って知られたくないような雰囲気を出していた。カオス教の集団は、大きくなっていき目的の為に動き出した。カオス教は、ベリオレット達によって目的の為の組織として次の行動の準備が始まった。ベリオレット達は、幹部達にカオス教に入った人間達を部下としてまとめあげさせた。カオス教の人間達は、幹部達だけでなくすべての人間にフードを被って顔がわからない服装をするようにしていった。そしてカオス教の教えとして『混沌と絶望を世界にもたらせ』を第一にしていった。ベリオレット達は、さらにパレットの血筋との因縁を終わらせる行動をとり始めた


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