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サブ2【後から外に出た人間】

文明が滅亡した後もメイトスは、集落の中で平和な生活をしていた。平和な生活をしていたメイトスは、このまま集落で過ごす事になるだろうと思っていた。だが、そんな集落にも文明が滅亡した後に変化が起こっていた。集落の人間の中には、外の世界に興味を持つ集団が現れていた。最初は少ない人数だったがそれが徐々に増えていった。メイトスは、集落の外の世界に興味を持つ人間達に外の世界より集落に留まった方がいいと訴えた。だが、外の世界に興味を持った集団は、メイトスの言葉に従うこともなく集落の外の世界へと旅立った。メイトスは、自分の言葉を聞き入れてもらえなかったことにショックだったが、集落に残り外との関りを持たなかった。

 外の世界へと旅立った人間が集落を去った後もメイトスは、長い月日が経っても集落で過ごしていた。長い月日が経って集落は、自分達の中で生活できるまでになって来ていた。集落は、メイトスがいなくなったとしても機能するまでになっていて、その頃になってようやくメイトスの心の中で先に外の世界に行った人間の事をうらやましく感じる事が多くなっていた。メイトスは、集落の事を他の人間に任せて外の世界へと旅立とうと決心した。メイトスは、そう決心すると集落を出て行き先を決めずに文明が滅亡した後の世界を見て回った。


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