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本編5【七年】

 パレットを探していた集落の人間は、パレットを見つける事が出来ずに集落へと戻って来ていた。集落に戻った集団は、長老にパレットの行方がわからなかったと報告をした。長老は「そうか」と一言だけ言葉を発した。その長老の言葉は少し悲しさを含んでいた。集団はしばらく集落で過ごしていたが、パレットを探す為に集落を離れてパレットの情報をひたすら探し続けた。だがそれでも情報は入らずに七年の時が過ぎていった。七年後、動かなかった出来事が動き始めた。

 集落の人間が集落の近くで警戒をしていると、その人間は、集落の方に向かって来ていた二人組と少年の姿を見てすぐさま長老に報告を入れた。長老は、警戒していた人間に少し隠れて様子を見るように伝えた。警戒をしていた集落の人間は、二人組と少年の動きをしばらく見ていると、何かを探そうとしているように見えた。警戒している人間は、その行動の一部始終を見ていた。二人組と少年は、目的の何かを見つける事が出来なかったのか帰ろうとし始めた。そんな時、集落の人間は二人組と少年の前に立ち塞がった。二人組と少年は、集落の人間に話しかけてきた。二人組の話を聞いているとパレットという言葉が出てきた。集落の人間は、二人組に問い返した。その話を聞いた集落の人間は、ゼルという少年を引き取ると言った。二人組は、その言葉に納得して去って行った。

 集落の人間は、引き取った少年を集落に連れて帰った。集落に戻った集団は、引き取った少年を連れて長老の家までやって来た。長老の家に入ると長老は先に報告に来た人間から少年の事を聞いていた。長老は、少年に一言「パレットの・・・・・・」と言った。集落の人間は、少年の顔を見てこの少年があのパレットに似ている事に気づいた。長老は、ゼルという少年を集落に引き取っておこうと思っていたが、あのお告げの内容を恐れて集落の人間を呼んでその集落の人間に近くにあるアルカリアの町で生活させるように指示をした。指示を受けた人間は、ゼルを連れてアルカリアの町へと向かった。長老は、二人組と少年から得た情報を元にメイロー樹海の洞窟に集落の人間を向かわせた。長老からパレットの情報を聞いた集落の集団は、メイロー樹海へと急いでいた。集落からメイロー樹海に行くまでに七年前にはなかった建物が建っていて何やら人が集まっていて不思議に思いながらもメイロー樹海へと向かった。

 エリザレス山脈を越えていくとメイロー樹海に辿り着いた。メイロー樹海を歩き回り情報にあった洞窟を見つけ出した。集落の人間が洞窟の中に入るとそこには人がいた形跡があった。集落の人間は、周りをくまなく調べて手紙らしき物を見つけた。その見つけた手紙の内容を見た集落の人間は、ここにパレットがいた事は間違いなさそうだった。だがそこにはパレットはいなかった。何処かに連れて行かれたかと思うがその場所がわからなくなった。悩んでいた集落の人間は、来るまでに見た人が集まっていて不思議な感覚になった建物の事を思い出した。集落の人間は、手紙をその場に残してメイロー樹海の洞窟を出てあの建物があった場所まで戻る事にした。

 集落の人間は、メイロー樹海から不思議な感覚があった建物まで戻って来た。あの時は、人が集まっていたがなぜか集まっていた人間は何処かに行ったようで誰もいなかった。よくその建物を見ると神殿だった。集落の人間は、その神殿の中に入って行った。奥に進むと祭壇がある部屋に辿り着いた。その部屋には、何者かが戦った跡があった。集落の人間は、怪しく思ってその部屋をくまなく探索すると祭壇の床におかしな場所を見つけた。集落の人間は、その場所に手を入れて開けると地下に続く階段が見つかった。その見つかった階段を降りて行くと奥に進む通路があった。その通路をさらに進むと部屋らしき場所があってその中へと入った。すると中には二人の人間が倒れていた。集落の人間は、二人の顔を見るとひとりはパレットだった。反応が無いパレットと名前のわからない人間を見て集落の人間は、ある術を施した。術を施した二人は息を吹き返した。集落の人間は、ひとまず安堵したが二人は体力が落ちていた。集落の人間は、二人を神殿の外に運び出した。集落の残りの人間は、パレット達を閉じこめた人間が戻って来ても不思議に思わないように分身を作る術を使って市の偽装を試みた。術が完成すると集落の人間は、パレット達を連れて集落へと戻る事にした。


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